ポツンと一軒家:山形県の山奥にある“カツオランド” 山菜を栽培、仲間とバーベキューを楽しむ老舗そば店主 かつては映画のロケ地にも

9月29日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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9月29日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。9月29日は、前週に引き続き、山形県の老舗そば店主が山奥に造営した“カツオランド”を放送する。ゲストは俳優の田中美佐子さんと高橋克実さん。

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 ⼭形県の山中に⼤きく切り開かれた⼟地と数棟の建物、池のようなものを発見した捜索隊。地元住民から“カツオランド”と呼ばれるこの地を造営した67歳のカツオさんは、麓の集落で明治23年創業の⽼舗そば店でそば打ちをしながら、建設会社で会社員として働いている。

 カツオさんの案内で、捜索隊は⼭深い場所にある“カツオランド”へと向かう。⼭道を切り分けるように奥へと進んでいくと、なだらかな⼭の中腹に、⼿⼊れの⾏き届いた美しい畑の景⾊が広がっていた。かつては、東京ドーム4個分という広大な敷地で葉タバコを栽培していたというカツオさん。現在は、麓のそば店で使⽤する四季折々の野菜や⼭菜を育てている。ウドやキクラゲ、ナメコ、シイタケ、コシアブラなど食材の豊かさに捜索隊は驚く。

 そば店主、会社員として働きながら、毎⽇の畑仕事にも精を出すカツオさんだが、働きぶりはそれだけではなかった。トラクター置き場を改造して、⼈が集ってが泊れるようにしたり、⽥んぼだった場所に池を設けてはイワナを養殖。バーベキューもできて仲間が集える⼤⾃然の遊び場にした。予告映像では、かつては映画のロケ地になったほか、カモシカを飼育していたこともあったという。カツオさんのパワフルな活動ぶりに圧倒されっぱなしの捜索隊だったが、カツオさんから仲間たちとのバーベキューパーティに呼んでもらえることに。

 後⽇、捜索隊が訪れると、そこには、そば店の茅葺屋根を⼿⼊れしてくれている茅ぶき職⼈や、和太⿎奏者、英語講師から息⼦の友⼈まで、世代も国籍も超えた仲間たちが集まっていた。スタジオではゲストの田中さんと⾼橋さんも「最⾼に幸せな場所ですね」と感動していた。

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