遠藤憲一:「民王R」会見冒頭で故・西田敏行さんに感謝 「成長させていただきました」

10月22日スタートの連続ドラマ「民王R」の会見に出席した主演の遠藤憲一さん
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10月22日スタートの連続ドラマ「民王R」の会見に出席した主演の遠藤憲一さん

 俳優の遠藤憲一さんが10月18日、東京都内で行われたテレビ朝日系の連続ドラマ「民王R Inspired by 池井戸潤」(火曜午後9時、10月22日スタート)の制作発表会見に登場。会見冒頭で「まずごあいさつさせてほしいのですが……」と切り出し、9年前の前作に出演していた故・西田敏行さんを追悼した。

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 西田さんとは同局系の「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズでも長年共演していた。遠藤さんは「昨日の訃報を聞いたばっかりで、西田さんのことを話すとグッときちゃう」と沈痛な面持ちで話し始め「(10月)8日に『劇場版ドクターX』の会見でご一緒したばかりでした。そのときもお話したのですが……『ドクターX』では西田さんの部下の役でしたが、西田さんがアドリブでいじり倒してくれて。俺自身も知らなかった(自分の)コメディー部分やシリアス部分をいっぱいいっぱい引っ張ってくださりました。そのおかげで、このようなコメディーの役をいただける俳優に成長させていただきました。西田さん、この場をお借りしまして本当に感謝申し上げます。ありがとうございました」と頭を下げた。

 会見にはメインキャストの大橋和也さん、あのさん、山時聡真さん、山内圭哉さん、金田明夫さんも出席。遠藤さんは「話はガラッと変わりまして!」と明るく話し始め「今回、大橋くんやあのちゃん、山時くんがものすごいエネルギーを発揮してくれて、新しい『民王』になっています。山内さんや金田さんが続投してくれて面白い味をいっぱい散りばめてくれています!」と紹介し、冒頭のしんみりとした雰囲気を一変させた。

 そして一人十役に挑戦するという遠藤さんは「最初はおもしれぇなあって思ったのですが、実際やり出したら四苦八苦しながら、いっぱいっぱいになりながらやってます」と話していた。

 ドラマは、2015年7月期にテレビ朝日系で放送された「民王」の続編。池井戸潤さんの同名小説をドラマ化した前作は、総理の武藤泰山(遠藤さん)とおバカな息子(菅田将暉さん)の心と体が入れ替わる前代未聞の珍事をシニカルに、時にハートフルに描き話題となった。池井戸さんの小説からのinspire作品という形の新作は、再び総理の打診を受けた泰山が、国民の誰かと毎話ランダムに入れ替わる、さらに奇想天外な物語となる。

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