終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第5話が11月24日に放送された。一平(國村隼さん)が賢将(清水尋也さん)にかけた言葉について、SNSで話題になった。
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1958年12月。「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平たち鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。ところが、鉄平(神木さん)たち鷹羽鉱業側は、鉱山のロックアウトを実施。ロックアウトをすると、賃金が出ないため、鉱員たちは生活に困る。
鉱員たちの間では、ロックアウトを選択した炭鉱長の辰雄(沢村一樹さん)への不満が募った。さらに、封鎖に使う鉄線が普通鉄線から有刺鉄線に変わっていたのは、辰雄の息子の賢将のせいだと、誤解されて鉱員たちに伝わっていた。
そんな中、鉱員たちから「有刺鉄線はやりすぎだぞ」などと陰口を叩かれる賢将の様子を目撃した一平は、みんなの前で「おい、賢将。うちのカレー、いつ食いにくるんだよ」と声をかける。小学生の頃に辰雄の転勤をきっかけに端島にやってきた賢将は、毎日のように鉄平の家に遊びに行っていたのだ。
ザワザワする鉱員たちに向かって、一平は「なんだお前ら、知らなかったのか。あいつはな、うちの家族なんだよ。俺の自慢の息子みてぇなもんだ」と説明。賢将に対しては優しい笑顔を浮かべながら「いつだって来ていいんだぞ」と声をかけるのだった。
SNS上では、「國村隼さんの『いつカレー食べに来るんだ』で涙腺崩壊」「鉄平のお父さんのカレーの掛け声に号泣でした」「何者にもなれない賢将のたった独りの孤独を救う『お前はオレの自慢の息子。みたいなもんだ』という一言で救う鉄平父に号泣」といった声が続々と上がった。
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