横浜流星：素手でカメムシをキャッチ　「においは洗えば良い」　山田杏奈がスマートな一面を明かす

　俳優の横浜流星さん、山田杏奈さんが11月29日、東京都内で行われた映画「正体」（藤井道人監督、11月29日公開）の公開初日舞台あいさつに登場した。

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　撮影で見た共演者の“新たな一面”を聞かれた山田さんは「シリアスなシーンが多かったので、現場ではあまりしゃべらなかった」とするも、「撮影していた現場の控室がカメムシが多かったんです。カメムシが電気の周りを飛んでいて、流星さんが素手でスマートにとってくれて」と、横浜さんのカッコいい一面を見たことを明かした。

　横浜さんは「（カメムシは）全然いけます。においがついたら洗えば良いので」とスマートに答えていた。

　舞台あいさつには、吉岡里帆さん、森本慎太郎さん、山田孝之さん、藤井監督も登壇した。

　同作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人さんの同名小説（光文社）が原作。日本中を震撼（しんかん）させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木（横浜さん）が移送中に脱走する。刑事の又貫（山田孝之さん）は、逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香（吉岡さん）、和也（森本さん）、舞（山田杏奈さん）を取り調べるが、それぞれが出会った鏑木は全く別人のような姿だった……という展開。顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的に迫る。