日本映画の祭典「第48回日本アカデミー賞」授賞式が3月14日、東京都内で開催され、映画「正体」(藤井道人監督)の横浜流星さんが最優秀主演男優賞に選ばれた。
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横浜さんは「藤井道人監督とは出会って10年になります。5年前に自分は新人賞を受賞し、藤井監督は『新聞記者』で最優秀作品賞を取りました。その時自分は心の底から喜び、一緒にこの場に立ちたいと思いました」と回顧。
「今回、主演男優賞に藤井組でこの場にいれていることに、自分の中で大きな意味があります。この受賞は本当に『正体』の仲間たち、この作品を愛してくださった皆様、自分に投票してくださった方々のおかげだと思います。心から感謝しています」と喜びを語った。
続けて「自分は本当に芝居はうまくないですし、人間としても遊びがなく頑固でつまらない人間です。それを誰よりも分かっているから、毎日芝居のことを考え、作品命で、大げさかも知れないんですけど本気で身命を落とす覚悟で向き合っています。その向き合いが少し認められたような気がして励みになりましたが、若輩者ですが映画業界のさらなる発展のために尽力して参ります。本日はありがとうございました」と目を潤ませた。
映画は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人さんの同名小説(光文社)が原作。日本中を震撼(しんかん)させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑を宣告された鏑木(横浜流星さん)が移送中に脱走する。刑事・又貫(山田孝之さん)は、逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡さん)、和也(森本慎太郎さん)、舞(山田杏奈さん)を取り調べるが、それぞれが出会った鏑木は全く別人のような姿だった……という展開。顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的に迫る。
同賞は日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、選考は日本アカデミー賞協会員の投票で実施される。今回の選考は、2024年1月1日~12月31日に公開された作品が対象。羽鳥慎一さんと安藤サクラさんが司会を務めた。
綾野剛「カラオケ行こ!」▽草なぎ剛「碁盤斬り」▽山口馬木也「侍タイムスリッパー」▽山崎賢人「キングダム 大将軍の帰還」▽横浜流星「正体」
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