おむすび:避難所のおむすびに「冷たい」 幼少期の発言を後悔する結に「やっぱりずっと気にしてたんだ」「こんな形の心の傷もある」の声

連続テレビ小説「おむすび」第49回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「おむすび」第49回の一場面(C)NHK

 橋本環奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第49回が12月5日に放送され、結(橋本さん)が幼少期から抱えてきた後悔を打ち明ける場面に、視聴者の注目が集まった。

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 第49回では、防災訓練の炊き出しに向け、結たちJ班は準備を進めていた。“サッチン”こと沙智(山本舞香さん)が「わかめおむすびのお米って現場で炊くん?」と尋ねると、結は「みんなにホカホカのおむすび食べてもらいたくて」と返答。

 “カスミン”こと佳純(平祐奈さん)が「やけにホカホカにこだわるやん」と言うと、結は、阪神・淡路大震災で被災した6歳の頃、避難所でおむすびを配ってくれた女性に「冷たい、チンして」と言ってしまった過去を明かした。

 「うち、後悔しとっちゃん。地震が起きてすぐ、地元の人が避難所におむすび持ってきてくれたんやけど、そん時、うち『冷たい』って文句言っちゃって」「何であんなひどいこと言ったっちゃろうって」と後悔をにじませた。

 “モリモリ”こと森川(小手伸也さん)は「仕方がありませんよ、子供だったんですから」とフォローするが、結は「でも、その人の顔が忘れられん。その人、絶対ホカホカのおむすび食べてもらいたかったんやと思う。やけん……」と正直に語った。

 結の告白に、SNSでは「やっぱりずっとずっと気にしてたんだね」「あの日の冷たいおむすびは原体験であり、ずっと忘れられない後悔として心に残ってたんだ」「こんな形の心の傷もある」「単に子どもの無邪気な発言というだけで入れたセリフじゃないのだな。すべてのセリフに意図がある」といった声があがっていた。

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