アンサンブル
#6 社内彼氏の復讐―恋愛は誰のもの?
2月22日(土)放送分
TBSは、ドラマ「山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』」を3月13日午後9時に放送すると1月31日、発表した。「男はつらいよ」シリーズなどで知られる巨匠・山田洋次監督が脚本、「渡る世間は鬼ばかり」シリーズをはじめ数々のホームドラマを生み出してきた石井ふく子さんがプロデューサーを務める。山田監督と石井プロデューサーのタッグは、2018年に同局で放送された「あにいもうと」以来、約7年ぶり。
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熟年夫婦の離婚問題をきっかけに、家族全員がそれぞれの立場で「家族とは何か」「夫婦とは何か」を考え、新たな形で家族の絆を見つめ直していく物語。主演の小日向文世さんが、本格的なホームドラマで初めて父役を演じる。
小日向さんが演じる主人公・平山幸之助は、長年勤めた会社を定年退職。仕事一筋だったため、専業主婦だった妻の史枝と穏やかな余生を送ることを楽しみにしていたが、史枝には「ブックカフェを開業したい」というひそかな夢があった。2人の意見は食い違い、家族を巻き込んだ離婚問題にまで発展する。
妻の史枝役で戸田恵子さん、大学生の長男・和夫役で「King & Prince」の高橋海人さん、税理士をしている長女・遥役で桜井ユキさん、和夫の彼女の美鈴役で山田杏奈さん、遥の夫・雄太役でえなりかずきさんが出演する。
小日向さんは「山田洋次さんがテレビドラマをオリジナルで書くことはあまりないことだと思うので、そんな作品に自分が参加できること、そして石井ふく子さんがプロデュースをされるということで、このお二人がそろったドラマに自分がオファーされて非常に光栄でした」とコメント。
「この物語は僕が子供の時にテレビでよく見ていたホームドラマに近い感じがしてすごく懐かしい、僕の世代の方は特に何とも言えない郷愁を感じると思います。いろんな家族のあり方を深く掘り下げている作品になっていますので、若い世代の方にもこの作品を通して“家族とはどういうものか”ということを考えるきっかけになっていただけたらうれしいです」とアピールした。
山田監督は「定年退職を期に妻の側から離婚を申し込まれるという話、男にとっての大事件が起きた話はときおり耳にすることがある。長年同じ屋根の下、屋根どころか同じ部屋に寝起きしていながら、愛について語り合うことが少ない夫婦は多いのではないだろうか。さて、この恐るべき事態をどう切り抜けるか、破綻してしまうのではなく、懸命な知恵と工夫で夫婦が再生することはできないだろうかという難問題を、石井ふく子プロデューサーから出された宿題を解くような思いで、この脚本を書きました」とコメントを寄せた。
石井プロデューサーは「今の時代、テレビで家族の問題を真正面から描いたドラマが少なくなってきたなと思います。でも、“家族”という存在はすごく大事なんだということを常に感じています。そして、長年タッグを組んできた山田洋次さんとは数年前からそのことを話してきて、山田さんも同じお気持ちでいたので、今回も山田さんの脚本で作り上げたいなと思いました」と制作の経緯を明かした。
第1作は1966年2月20日放送「片想い~姉妹の恋より~」(倍賞千恵子さん主演)▽前作は2018年6月25日放送「あにいもうと」(大泉洋さんと宮崎あおいさんのダブル主演)
*高橋海人さんの「高」ははしごだか。
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