相葉雅紀:「自分の中で財産に」 石井ふく子P「どうしても相葉ちゃんじゃなきゃダメ」 ドラマ「ひとりぼっち」

ドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(TBS系)の会見に登場した相葉雅紀さん
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ドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(TBS系)の会見に登場した相葉雅紀さん

 相葉雅紀さんが3月13日、東京都内で行われた、4月9日に放送される主演ドラマひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」(TBS系)の会見に登場。人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」など数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子さんが3年ぶりにプロデューサーを務める本作への出演に、相葉さんは「自分の中で財産になりました」と喜びを語った。

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 相葉さんは、出演の心境について「石井先生の作品に参加できると聞いた時は、大変光栄でうれしく思った半面、プレッシャーもありました」と吐露。ただ、「撮影に行ったら、石井ファミリーのみなさん、スタッフのみなさん、演者のみなさんがとてもやさしく迎え入れてくれたので、すごく優しく、愛のある時間を過ごさせていただきました」と笑顔で撮影を振り返っていた。

 相葉さんにとってTBSドラマは本作が初主演。本作への特別な思いを聞かれると「(特別な思いは)すごくあります。石井先生の作品を見て育っている世代でもありますし……まさか自分が参加できる日が来るとは想像もしていなかったので」と驚きも明かし、「やらせていただけると決まったからには、120%を注いでやらせていただきました」と語っていた。

 取材会に一緒に出席した石井さんは、相葉さんの起用について「ずっと『渡る世間は鬼ばかり』をやっていたので、(相葉さんと組む)機会がなかったんです。(今回は)相葉ちゃんのいろいろ(な作品を)見ていたので、相葉ちゃんに強引に頼みました。どうしても相葉ちゃんじゃなきゃダメ」と自らの強い希望で実現したことを明かしていた。

 ドラマは、石井さんが最も親交の深い脚本家だった故・橋田壽賀子さんにささげる愛の物語。15歳で両親も家も失い、その数年後には大好きだった姉までも病気で亡くしてしまった主人公・杉信也(相葉さん)が、友人に誘われて訪れた「たちばな」で亡き姉にそっくりな店主と出会い、変化していく様を描く。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ゲゲゲの女房」などで知られる山本むつみさんが脚本を担当。女優の上戸彩さんや俳優の仲野太賀さん、船越英一郎さん、えなりかずきさんも出演する。

 共演者との撮影エピソードを聞かれると、相葉さんは「えなりくんは、大先輩なのにすごくきさくに話しかけてくれて……。えなりくんとは、遊びにいく仲になりました」と告白。現場では、えなりさんを“ベテラン”と呼んでいたといい、「えなりくん、ずるいんですよ。『僕、生涯子役なんで』と言うんで『それはだめだ』という話をして“ベテラン”と呼ぶようになったんですけど(笑い)。歳が近いこともあって、お話が盛り上がる日もありました」と打ち明けていた。会見には坂本冬美さん、一路真輝さんも出席した。
 
 ドラマは4月9日午後9時に放送。

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