井ノ原快彦:「アド街」30周年 “宣伝部長”80歳までいける!? 「ずっと人生と共にあり続けてほしい」

3月22日に放送される「『出没!アド街ック天国』祝!放送1500回 30周年SPECIAL」の会見に登場した井ノ原快彦さん(左)と中原みなみアナウンサー
1 / 6
3月22日に放送される「『出没!アド街ック天国』祝!放送1500回 30周年SPECIAL」の会見に登場した井ノ原快彦さん(左)と中原みなみアナウンサー

 テレビ東京の人気情報バラエティー番組「出没!アド街ック天国」の放送1500回と30周年を記念したスペシャル「『出没!アド街ック天国』祝!放送1500回 30周年SPECIAL」が、3月22日午後6時半から放送されることが分かった。放送に向けて、会見が行われ、司会(あなたの街の宣伝部長)を務める井ノ原快彦さん、同局の中原みなみアナウンサーが思いを語った。

あなたにオススメ

 2015年に故・愛川欽也さんから司会を引き継ぎ、今年で10年目となる井ノ原さんは「まだ10年ですけれど、40周年、50周年、60周年と……そうなると80歳手前くらいですかね。分からないですけど、いけそうだなと。いけると思います」と意欲を見せた。続けて「そのためにも魅力的な街は残っていてほしい。この番組が30周年からこの先に進むにあたって、どれくらい本当の意味で地域密着になっていけるかなと。これからもずっと自分の人生と共にあり続けてほしい番組ですね」と語った。

 中原アナは「本当に落ち着ける場所になっています。収録でこのスタジオに来ると、ほっと肩の力が抜ける。井ノ原さんもそうですし、レギュラーの皆さん、ゲストの皆さんからいろいろな情報を教えていただけて、柔らかい雰囲気の中で一緒に家の中でくつろいでいるみたいな、一緒にテレビを見ているみたいな、パブリックビューイングみたいに『アド街』を見ている。これからもずっとそういう場所であってほしい、何十年も続いてほしいなという番組です」と話した。

 井ノ原さんは、「僕も周りの知り合いから『アド街、来たんだよ』『うちの町、今度アド街でやってくれるんですよ』と言われたり、僕が選んでいるわけではないんだけど『ありがとうございました』と感謝されちゃう。そういう番組ってなかなかないんじゃないかな」と番組の魅力を語り、「これからの子供たちにも『自分の街を取り上げてもらおうよ』という気持ちで大人になってくれたらいいなと思います。ほっとする、家族全員で見られるような番組をモットーにずっと続けていけたらなと思います」と思いを込めた。

 「祝!放送1500回 30周年SPECIAL」は、約3時間半にわたるスペシャルで、30年のよりすぐり名場面を秘蔵映像と共に振り返る「ベスト30」のほか、これまで司会を務めた歴代女性アナウンサーの座談会も放送する(座談会の放送はテレビ東京、テレビせとうち、TVQ九州放送のみ)。

 消えた街のシンボルや再開発ビフォーアフターなどを紹介し、大行列ができていた店や名物店主などよりすぐりのグルメも登場する。町屋の野球少年だった鈴木誠也さん、王子神谷の駄菓子屋に映っていたテレビ初登場時のみちょぱこと池田美優さんの秘蔵映像も紹介される。歴代女性アナ座談会では、八塩圭子さん、大江麻理子さん、須黒清華さん、片渕茜さん、現司会の中原みなみさんが登場し、「アド街」エピソードや今だから話せるぶっちゃけトークで盛り上がる。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事