ミセス大森元貴:次期朝ドラ「あんぱん」でドラマ初出演 「手のひらを太陽に」作曲家がモデルの重要人物に 「最大のリスペクトを込めて精一杯演じさせていただきます」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」でいせたくやを演じるMrs. GREEN APPLEの大森元貴さん
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」でいせたくやを演じるMrs. GREEN APPLEの大森元貴さん

 3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」のボーカルの大森元貴さんが、今田美桜さん主演で3月31日にスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で、作曲家のいせたくやを演じることが3月13日、明らかになった。大森さんがドラマに出演するのは、「あんぱん」が初めてとなる。

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 いせたくやは、CM音楽や映画、テレビ、ラジオの劇音楽を多数作曲。そのかたわらミュージカル創作にも意欲を燃やし、生涯で15000曲以上を作曲。 音楽を担当したミュージカル「見上げてごらん夜の星を」で柳井嵩(北村匠海さん)が舞台美術を担当することになり、嵩が作詞を担当した「手のひらを太陽に」の作曲を手がけることになっていく。

 「あんぱん」は「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが脚本を手掛け、まだ何者でもなかったやなせたかしさんと妻・小松暢さんが、あらゆる荒波を乗り越え、「アンパンマン」にたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」を描く。暢さんをモデルにした朝田のぶを今田さんが、やなせさんをモデルにした柳井嵩を北村さんが演じる。

 ◇大森元貴さんのコメント

 この度いせたくや役を演じさせていただく運びとなりました。大森元貴です。朝ドラチームからのご丁寧な愛あるお声がけ、とてもうれしく光栄に思います。後世に名を残す「名曲」たちを数多く作曲された音楽家いずみたくさんがモデルとなっている役だと伺い、最大のリスペクトを込めて、僕が持ち合わせる心の底から精一杯演じさせていただきます。

 いち視聴者としても「あんぱん」がすでに放っているワクワクするエネルギー、早く見たいです!

 ◇制作統括・倉崎憲チーフプロデューサーのコメント

 大森元貴さんに演じていただくのが、作曲家のいずみたくさんをモデルにした、いせたくや役です。「手のひらを太陽に」をはじめとした名曲を数多く生み出し、柳井嵩とも仕事を共にしていく物語の終盤においての非常に重要な役です。

 約一年前に初めてMrs. GREEN APPLEさんのライブに行った時のこと。そのライブはいつもとは違い、曲と曲との間にミュージカル調の表現方法を取り入れた音楽劇でした。一曲一曲の音楽はもちろんなのですが、曲と曲の繋ぎでの大森さんの芝居、たたずまい、間、仕草、表情全てにグッとひかれました。鳥肌が立ち、音楽以上に彼のその細やかな表現に触れ、気付いたら自分の頬に涙が流れてきました。

 その瞬間、降りてきてしまったのです。“役者としての大森元貴さんを見てみたい”と。久々に感じた、この感覚。絶対に忘れたくない、この衝動。後悔したくない、この気持ちに正直にいたい。

 ライブからの帰り道、大森さんに「あんぱん」への出演者としてのオファーをしようと心に決めたのです。

 多岐に渡り大活躍されていて、昨年には新曲の5カ月連続リリースにも挑戦されたり、数多くの曲を大ヒットさせている大森さんといずみたくさんがリンクする部分も多く、この役は絶対に大森さんに演じていただきたいと思いました。

 ドラマ初出演ということですが、どこまでも可能性に満ちた存在。朝ドラで、この「あんぱん」でこれまでとはまた違った大森さんの一面、魅力をお届けしたいです。ぜひご期待ください!!

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