終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
横浜流星さん主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合、日曜午後8時ほか)で、瀬川(花の井/瀬以)を演じている小芝風花さん。4月6日放送の第14回「蔦重瀬川夫婦道中」では、ようやく蔦重(横浜さん)と結ばれると思えた瀬川だったが、小芝さんいわく「蔦重の夢のさまたげになってしまう」と自ら身を引くことを選択した。そんな瀬川として「涙が止まらなかった」という“荷造りシーン”を小芝さんが振り返った。
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「最初は蔦重と一緒になるために荷造りをしていたのに、離れるための荷造りに変わるのがすごく苦しくて」と明かす小芝さん。
その裏にあったのは、大好きな蔦重への思いと、そんな蔦重の夢の実現を天秤にかけた上での瀬川の選択だ。高利貸しとして多額の資産を築いてきた鳥山検校(市原隼人さん)の妻という立場から、瀬川への世間の風当たりは強かった。
「そうでなくても、江戸市中の本屋さんからいじわるされたり、仲間に入れてもらえなかったりしてきた蔦重のそばに、私みたいな“いわくつき”がいると夢のさまたげになってしまうと、瀬川は察するんですよね」
誰かに言われたわけではない、自ら蔦重のそばから離れることを選んだ瀬川。同シーンについて「カットがかかったあとも、涙が止まらないくらいすごく苦しかったです」と小芝さんはしみじみと語る。
「10年以上思い続けた人と一緒になれる道があるのに自ら身を引く、その思いが苦しかったです。それでも瀬川は、純粋に本を作るのが好きで、吉原をよくしたいっていう蔦重のことがすごく好きだから、この苦しい思い、一緒になりたい思いを無視してでも、身を引いたんだと思います」
また小芝さんは「あまりに立場や環境が違うので『自分がそうなったら』とは想像はできない」と話す。
「瀬川も蔦重も、自分を犠牲にできるんですよね、周りのために。だからこそ、周りも応援してくれるし、視聴者の皆様が瀬川の幸せを願ってくれるのは、瀬川自身が人の幸せだったり、この町をよくしたいって、どんなに自分がつらくても、そう思って行動できる人だと思うから。だから瀬川の選択は、最善だったかどうかは分からないのですが、瀬川にできる唯一の、蔦重の夢を守る方法だったと思います」
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