イルカ:「お金のことも分からないといけない」と社長業も 60歳以上を「デザート世代」と呼ぶ 「徹子の部屋」で

5月8日放送の「徹子の部屋」に出演したイルカさん=テレビ朝日提供=テレビ朝日提供
1 / 1
5月8日放送の「徹子の部屋」に出演したイルカさん=テレビ朝日提供=テレビ朝日提供

 歌手のイルカさんが、5月8放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。社長業をしていて思い出す亡き夫の助言や還暦後をデザート世代と名づけた背景などを語った。

あなたにオススメ

 夫はプロデューサーとして、特にアーティストはお金のことを考えたら絶対だめだという強い方針を持っていた。「ずっと私はお小遣い制で生きてきました。お金に関しては夫に一切タッチするなと言われたので」と話す。

 夫の具合が悪くなり、父が経理を全部引き継いだ。ところがその父が突然骨折して入院。給料の支払いなどがあるので、父に「銀行まで行ってきてくれないか」と言われて思ったのは、銀行ってどうやって行くんだろう、だったという。2019年に通帳を初めて見た。「それからずっと引き継いで、毎月ちゃんと銀行に記帳に行ってます」と語る。

 「いくら歌っていたり、いろいろしていたとしても、やっぱりお金のことも分からないといけないと思って、オフィスの社長もやっているんです。名ばかり社長ですが。うちの夫はいつもいつも『入ったお金はいい仕事に回せ』『仕事にお金をいっぱい使えるようにいい仕事をしなさい』と言っていた。全くそうだなとすごくよく分かります」と社長業について話した。

 60歳以上をデザート世代と呼ぶ。「お料理で言うと、メインのお料理は終わったかもしれないけれど、一番最後に一番いいもの、デザートがやってくるじゃないですか。フリーな感じで自分の好きなことをやるのがデザート世代」といい、「ただし還暦過ぎてからじゃないといただけない。少年少女の頃に夢見ていたことや、あれやってみたかったということを、だんだんよろいを脱いで、好きなことをやる、自分らしく生きていく」と持論を語った。

テレビ 最新記事