小錦八十吉:妻の腎臓を昨年移植「だいぶ元気になりました」 武蔵川親方の先例学び決断 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した小錦八十吉さん(左)と妻の千絵さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した小錦八十吉さん(左)と妻の千絵さん=テレビ朝日提供

 元大関の小錦八十吉さんが、妻の千絵さんと、5月28日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。腎不全のため、昨年の暮れに千絵さんの腎臓を移植手術したことを振り返った。

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 現在の体調を聞かれ「だいぶ元気になりました」と小錦さん。昨年6月、米シカゴでの仕事中に体調不良になった。「疲れと痛みがちょっとおかしい」と感じ、医者に行ったところ、「(この体調では)飛行機に乗れない。死ぬよ」と診断された。現地で10日間ほど入院した。

 腎不全と診断され、人工透析か腎臓移植かの選択を迫られた。小錦さんは「こういう仕事をやってるから透析はアウト。(透析は)毎週3回、4~5時間くらいやるから」。妻からの腎臓移植を成功させていた後輩の武蔵川親方(元武蔵丸)に相談し、手術を決断した。

 実際の手術では、千絵さんの左の腎臓を取り、小錦さんの右側に移植した。当時について、千絵さんは「いざ自分の腎臓を移植するというのはすごく不安になりました。自分は健康なのに、切って取り出して……というのはすごく不安だった。武蔵川親方ご夫妻が移植をされたというのがすごく大きくて」と振り返った。

 手術は無事成功。「妻が体の中にいる」感覚という小錦さんは「余計なことをすると、(中から)蹴られているみたいな。食べすぎるときとか、蹴られているような(笑)」と語った。

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