良いこと悪いこと
第8話 7人目、だーれだ?
12月6日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第23回「我こそは江戸一利者なり」が、6月15日に放送され、福原遥さん演じる誰袖の言動が視聴者の間で話題となった。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第23回では、狂歌で南畝(桐谷健太さん)の名が江戸中に知れ渡り、蔦重(横浜さん)が手掛けた狂歌の指南書「浜のきさご」などが飛ぶように売れた。
耕書堂は江戸で大注目の本屋となり、蔦重も江戸一の目利きと呼ばれる。そんな時、須原屋(里見浩太朗さん)から日本橋に進出することを勧められる。一方、誰袖は、蝦夷地の駆け引きで、商人を通さず直接オロシャから琥珀を買い付けてはどうかと、松前廣年(ひょうろくさん)を口説こうとする。
誰袖の勧めに「それでは抜荷となってしまう! 異国と勝手に取り引きをすれば、ご法度! 下手をすれば取り潰しじゃ!」「差し出口をきくな! 女郎ごときが!」と思わず声を荒らげる廣年。
ここで誰袖は、ショックを受けたかのように涙を流すと「わっちはその金があれば、主さん(廣年のこと)と、もっとお会いできるかと思いんして……」と急にしおらしい態度に出て、廣年から「これ泣くでない。分かった。一つ考えてみるゆえ」との答えを引き出すことに成功。すると誰袖は、ここぞとばかりに廣年に抱きつき「主さん、ぜひいつの日か、身請けを」とささやくが、その視線は障子の向こうで聞き耳を立てている“本命”の意知(宮沢氷魚さん)は向けられていて……と展開した。
SNSでは「うそ泣き落としだー」「すげーーー演技」「小悪魔」「ひょうろくがまいんちゃんに籠絡される」などと視聴者は反応。「悪魔のささやきだ」「悪い女だな誰袖ちゃん」「やべぇよ、やり方が頂き女子じゃねぇか」「これがキャバクラ商法」「ロマンス詐欺やん、こんなの」「ハニートラップはいつの世も怖いのう」「身請けしてして詐欺にお気をつけを」といったコメントも次々と寄せられた。
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