名探偵コナン
#1196「館ミステリー 渦巻館(後編)」
4月4日(土)放送分
人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の第11話が6月17日深夜に放送され、サプライズで挿入歌として音作ユニット「TM NETWORK」の大ヒット曲「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙(そら)を越えて)」が流れたことが話題になっている。同曲は、「TM NETWORK」が1988年3月5日に発売した13枚目のシングルで、同年公開の劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌として書き下ろされた。「逆襲のシャア」の衝撃的なラストを彩る名曲だ。「逆襲のシャア」のラストは何が衝撃的だったのか?
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「逆襲のシャア」は、宇宙世紀0093年を舞台に、アムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の戦いを描いた作品。シャアは、人類を粛正するため、小惑星アクシズを地球に落下させようとする。激戦の末、最後に、νガンダムに乗ったアムロは、地球に落下するアクシズの軌道を変えようとする。
アクシズの落下は阻止されるが、アムロとシャアは消息不明となる……というラストが衝撃的だった。ラストシーンのシャアのセリフ「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」も印象的だ。
ガンダムファンには説明不要のラストだが、その後、赤ちゃんの産声が聞こえることも重要だ。アムロとシャアの最後の戦いは、新たな生命の誕生によって幕を閉じる。
同作を手掛けた富野由悠季総監督にインタビューした際、この産声が「必殺兵器になった」と語っていた。
「必殺兵器は、最後に子供を産ませる。それまでのよく分からないことが、全部チャラになる。そうしなければ収まらなかった。承知でやっています。コンテの5分の4が終わった時に、どうやっても終わりようがなくて、あれを思いついた。最後を決めたので、どうとでもなるとなった。チェーンを殺さざるを得ないのは、窮余の一策なんですよ。戦場では、ドラマ的な展開がなくて死んでも許される。ラストの赤ちゃんの声を思いつき、逆算して、生き死にを描いた。チェーンが死ぬことに説得力がない。コンテを切っていると、その問題に気付いているけど、残りの尺でけりを付けられない。これ以上長くはできないから、こういうふうになってしまった。端折り方を見ると、不慣れな部分がかなりあります」
「私は世直しなど考えてはいない」「地球上に残った人類などは地上のノミだとなぜわからんのだ!」と人類に絶望したシャア、「世界に人の心の光を見せなきゃならないんだろ」と人類の可能性を信じるアムロは分かり合えない。人類は争うことをやめないが、産声には希望のようなものも感じられる。
「逆襲のシャア」は1988年、つまり昭和に公開されたアニメではあるが、令和の時代も色あせないどころか、新鮮にも見える。
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