野呂佳代：自分の“居場所”は太田プロ　「私はここだなと」

　タレントの野呂佳代さんが7月3日、TOHOシネマズ六本木（東京都港区）で行われたディズニー＆ピクサーの新作劇場版アニメ「星つなぎのエリオ」（8月1日公開）のジャパンプレミアに登場した。作品にちなみ、自分の“居場所”を聞かれ、所属事務所の「太田プロダクション」と答えた。

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　野呂さんは「所属しているのが、太田プロダクションという、ある意味伝統芸能の素晴らしい事務所なんですけど、事務所に行った時に誰かが一言ボケたら、スタッフさんも含めてみんながツッコんでくれるんです。私はここだなと。もっとスタイリッシュな仕事がしたかった時もありました。スタイリッシュな事務所にと。なんですけど、太田プロが私はなじみやすいなって。で、今スタイリッシュな仕事しています」と語り、笑いを誘った。

　イベントでは、俳優の松山ケンイチさんが同作の日本版に声優として出演することが発表され、サプライズ登場した。松山さんは、エイリアンの少年・グロードンの父で、コミュニバースの支配をもくろむ誇り高く攻撃的なエイリアンの戦士・グライゴンを演じる。この日は、ウゥゥゥゥ役の野呂さん、松山さんのほか、主人公のエリオ役の川原瑛都さん、エリオの叔母・オルガ役の清野菜名さん、グロードン役の佐藤大空さん、オルガの部下で無線オタクのメルマック役のマユリカ中谷さんが登場した。

　「星つなぎのエリオ」は、一番の理解者の両親を失い、寂しさを抱えていた宇宙が大好きな少年エリオが主人公。エリオはこの広い世界のどこかには、きっと“本当の居場所”があるはず……と思いをはせていた。その切ない願いが届き、星々の代表が集う夢のような“コミュニバース”に招かれる。そこで出会ったのは、同じように孤独なエイリアンの少年グロードンだった。心を通わせる2人の前に“星々の世界”を揺るがす脅威が迫る。救うカギは、孤独な2人が交わした“ある約束”にあった……というストーリー。

　監督は「リメンバー・ミー」（2017年）でストーリーアーティストを務めたマデリン・シャラフィアンさんと、「私ときどきレッサーパンダ」（2022年）で監督を務めたドミー・シーさん、「リメンバー・ミー」で脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナさんの3人が務める。