じゃあ、あんたが作ってみろよ
【じゃあ、勝男が作ってみろよ】これで完璧!筑前煮の作り方
12月25日(木)放送分
俳優の反町隆史さんが、織田裕二さん主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(WOWOW、2026年放送・配信)で、梁山泊の頭領の一人、晁蓋(ちょうがい)を演じることが7月15日、明らかになった。
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北方謙三さん著の歴史大河小説の金字塔「水滸伝」シリーズ(全19巻、集英社文庫)が原作。中国三大奇書の一つとされる「水滸伝」を再構築したもので、累計発行部数は1160万部を突破。後に「楊令伝」「岳飛伝」と続く「大水滸伝」シリーズ三部作の第1作となる。
舞台は、北宋末期(12世紀初頭)の中国。腐敗した世を憂い、法に背いてでも正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の叛逆(はんぎゃく)の物語で、現代にも通じる「理不尽な権力に抗う意志」と「仲間との絆」が壮大な群像劇として描かれていく。
反町さん演じる晁蓋は、民に慕われる義の心と烈火のごとき闘志を併せ持つ。義に生きる姿勢と圧倒的な武勇で“托塔天王(たくとうてんおう)”の異名を取り、民衆からの人望と苛烈(かれつ)な闘志でまとめ上げる。そして、信頼で人を動かす“光を灯すカリスマ”、宋江(そうこう、織田さん)と共に、梁山泊を率いて腐敗した国家権力に立ち向かう。
「GTO」シリーズや「相棒」シリーズなどで男らしさを体現してきた反町さん。織田さんとの共演は、フジテレビ系ドラマ「SUITS/スーツ2」(2020年)以来約6年ぶり、2度目となる。今作で2人はそれぞれまったく異なるリーダー像を体現し、“黄金タッグ”として群像劇をリードしていく。
併せてあごヒゲを蓄えた晁蓋のビジュアルも2点、公開された。英語表記のタイトルが入ったカットでは、刀を携えて馬にまたがり、戦の最前線を突き進む姿を、別のカットでは民を奮い立たせるようにげきを飛ばしている姿となっている。衣装姿の反町さんが意気込みを話す動画も公開された。
解禁に先駆けて公式SNSで投稿された、仮面をかぶってたたずむ不穏なビジュアルは「一体誰が演じているのか?」と話題を呼び、解禁前夜の“匂わせ投稿”として話題を集めていた。
2年前、ものすごい熱量でオファーをいただきました。
「反町隆史の晁蓋が見たい。ずっと夢だったんです」
そう言われたのは、俳優人生の中で初めてのことでした。軍略と統率力に優れ、叛乱(はんらん)の先頭に立って突き進む晁蓋は、まさに英雄。晁蓋という漢(おとこ)に心を奪われ、演じることのよろこびが、役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました。
織田裕二さんをはじめ、キャスト・スタッフと一丸となって撮影に挑んだ壮大で熱い、この作品を皆様にお届けできるのが今から楽しみです。「北方謙三 水滸伝」ぜひ、ご期待ください。
反町隆史は面白い男である。芝居も素もたまらなく面白いのだ。仮面をかぶった、馬上での静かで異様なたたずまい。派手なブルーの衣装に包まれたビジュアルがここまで似合う男はいない。その圧巻の姿に、つい笑みが浮かんでしまう。
そして、反町隆史は照れ屋でもある。普段、あまり多くを語らない控えめな彼の、今回の任務は、とてつもなく重い。織田裕二と一緒に世直しに挑むもう一人のカリスマで、静なる宋江とは対極にして、果断で統率力抜群。動なる軍略の雄を演じなければならないのだ。義侠心に厚く厳格な強い男を荒ぶって匂わせてほしい。それでいて、どこか楽観的でニヒルな笑いも見せてほしい。何とも難しい役どころではあるが、カレーを食べているような爽やかさも出してくれるので実にうれしい。
まばゆいほどの「生きる光」を発し続ける晁蓋も、反町隆史とダブッて見えるから不思議である。反町隆史が楽しんで演じている晁蓋にご期待ください。
晁蓋の姿で意気込みを話す反町さん
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2025年12月27日 05:00時点
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