べらぼう:異例の長さ! 10分間にわたる劇中劇 「江戸生艶気樺焼」“再現”に視聴者沸く 劇団蔦重旗揚げ?「面白すぎる」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第29回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第29回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第29回「江戸生蔦屋仇討」が、8月3日に放送され、異例の長さともいえる約10分間にわたっての劇中劇に、視聴者は沸いた。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第29回では、蔦重(横浜さん)は政演(古川雄大さん)が持ち込んだ“手拭いの男”の絵を使った黄表紙を作りたいと戯作者や絵師たちに提案する。

 そこに鶴屋(風間俊介さん)が現れ、大当たりを出すなら、京伝先生(政演)を貸すと申し出る。政演は草稿を考え始めるが..….。一方、 意次(渡辺謙さん)は、東作(木村了さん)が手に入れた松前家の裏の勘定帳によって、蝦夷地で松前家が公儀に秘密裏で財を蓄えていた証拠をつかみ、上知を願い出る準備を始める。

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 後半、呪い疲れて、すっかりやつれてしまった誰袖(福原遥さん)に、蔦重は「これが俺の仇討ちだ」と言って完成した黄表紙「江戸生艶気樺焼」を差し出す。

 そして蔦重が、主人公・仇気屋艶次郎の物語を誰袖に読み聞かせ始めると、再現ドラマ=劇中劇がスタート。政演や恋川春町(岡山天音さん)、朋誠堂喜三二(尾美としのりさん)をはじめ、蔦重の仲間たちが次々と登場する劇は約10分間にわたって繰り広げられ、終わる頃には誰袖も笑顔を取り戻し……と展開した。

 SNSでは「再現ドラマ始まったw」「劇中劇楽しい」「実写サイコー!」などと視聴者は反応。「みんな熱演〜おていさんまで!」「鶴屋さんも!」「待ってました! 次郎兵衛兄やん!「なんてぜいたくな配役なのかしら」「蔦重再現劇総出演だな」「蔦重劇団面白すぎるww」といった声が上がり、「みんな楽しんでるなw」「いつまで続くの?」「笑うわ、こんなのw」「ああおもしろかった! 劇中劇、よくできていたなあ」「劇団蔦重旗揚げの巻き、でした」と最後まで盛り上がった。

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