サヘル・ローズ:「自分らしく生きることは重要だと教えてくれた」 高校の恩師のお陰で母の願いだった大学進学を実現 「徹子の部屋」で

8月7日放送の「徹子の部屋」に出演したサヘル・ローズさん=テレビ朝日提供
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8月7日放送の「徹子の部屋」に出演したサヘル・ローズさん=テレビ朝日提供

 タレントで俳優のサヘル・ローズさんが、8月7日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。高校時代に出会った恩師の教えなどを明かした。

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 中学時代、いじめに苦しんでいた時期があり、成績が下がった。母子家庭で生活はギリギリ。定時制の農業高校に入学し、国語の先生に出会った。

 いじめられていたことで人と話すことが怖くなっていた高校生の時、食堂で一人で食事していたところ、「何をそんなに怖がってるの」「どうしてもっともっと自分を出さないの」と先生が声をかけてくれた。

 成績が悪いのに母(養母)は大学進学の夢を持っていたため、「どうしたらお母さんが求める娘になれるんだろうと葛藤」していた時期だった。先生は「大丈夫よ。バカな人なんていないから、自分はバカとかできないと思っちゃいけないよ。やればできるんだから」と言ってくれた。

 「自分を否定していた私に対して、否定することは良いことではなくて、ちゃんと自分を肯定すること、自分らしく生きることはすごく重要だよと教えてくれたんです」としみじみ振り返る。

 先生が担当以外の時間も「勉強を1対1で教えてくださったおかげで、大学まで行くことができたんです」という。「私にとっては日本のお母さんと言ってもいいくらいです。お母さんであって、親友であって、今も私が出た記事や、私のためになる、勉強になる新聞の記事を全部切り取って送ってきてくれる」とうれしそうに語った。

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