舟木一夫:和泉雅子さん訃報に「勝手に涙が出てきちゃって止まらなくて」 共演時の思い出話も 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した舟木一夫さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した舟木一夫さん=テレビ朝日提供

 歌手の舟木一夫さん(80)が、8月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。7月に77歳で亡くなった俳優の和泉雅子さんとの思い出を語った。

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 1963年に「高校三年生」でデビューした舟木さん。当時は青春映画真っ盛りで、多くの作品で共演したのが和泉さんだった。「舟木くん」「マコちゃん」と呼び合い「彼女とは19~21(歳)くらいまでで6本(の作品を一緒に)撮っていますからね。1年の3分の1はマコちゃんと一緒にいるみたいな感じでした」と振り返った。

 「マコちゃんはね、よくとちる人でした(笑)」と舟木さん。「『北国の街』で北の方へロケに行ったんです。本番行きますとなって『よーい!』って声がかかるときに、(後ろ姿のみの出演だった)マコちゃんから『舟木君ごめん! セリフ全部忘れちゃった。だからアフレコで合わせるからさ、適当に私のセリフの間取って、全部しゃべってくれる?』って(笑)」と暴露。

 その日、宿に戻った舟木さんは「ひどいよマコちゃんって言ってね。(和泉さんは)じゃあ東京帰ったら“罰金コーヒー”おごろうって言って(笑)。コーヒーをごちろうになりました」と明かした。

 「彼女はね、あんまり自分が女優としてどうであるとか、その先どういう女優になりたいとか考えていなかった人。性格もわりとボーイッシュ。非常にこざっぱりした性格でしたから、こちらも気を使わずにすみました」

 そんな和泉さんの訃報に触れた際は「思わずえっ、と言った」という舟木さん。「クエスチョンマークが体中を何十個もめぐっている感じで、勝手に涙が出てきちゃって止まらなくて困りました。そのときは悲しいとかそういう感情はまだ来ないんです」とため息。「舟木くん、なんて呼んでくれる人は彼女しかいなかったから、それはちょっと寂しい……」と漏らした。

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