米映画「トロン」の15年ぶり最新作「トロン:アレス」(ヨアヒム・ローニング監督、10月10日日米同時公開)の主要キャラクター入りポスターが9月26日、解禁された。併せて、米ロックバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」の楽曲についてのコメントなどを収録した特別映像も公開された。
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世界で初めてCG(コンピュータグラフィックス)を本格導入した長編映画として知られる米映画「トロン」(スティーブン・リズバーガー監督、1982年)。デジタル世界に送り込まれた天才プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描き、社会現象を巻き起こした。18年後の2010年には続編「トロン:レガシー」」(ジョセフ・コジンスキー監督)が公開され、ケヴィンの息子、サムを主人公に、青白く輝くネオンを基調とした当時最先端の映像で多くのファンを魅了した。
最新作「トロン:アレス」では、現実世界で最強の人型AI兵士アレス(ジャレット・レトさん)が開発される。圧倒的な力と優れた知能を備えた究極の兵士だが、現実世界で“生存”できるのはわずか29分間。 “永遠”を求めてAI兵士たちは暴走を開始し、デジタル世界が現実世界を侵食していく。そして現実世界で“人間”を知ったアレスにもある異変が起きる。果たしてアレスは人類の救世主となるのか……というストーリー。
解禁されたポスターには、物語の鍵を握る6人の重要人物があしらわれている。天才プログラマー、イヴ・キム(グレタ・リーさん)が所属するエンコム社のキャラクターは、知性を感じさせるブルーで統一。イヴの“永続コード(AIプログラムを29分以上、現実世界で実体化できるコード)”を狙うディリンジャー社の面々はレッドの配色で警戒心を印象づけ、2社の対立構造が鮮明に写し出されている。
特別映像では、ナイン・インチ・ネイルズの重厚なデジタルビートとノイズ、荘厳なメロディーに乗せて、ライトサイクルの疾走感あふれるチェースやディスクバトルの迫力あるシーンが映し出され、音楽に対するスタッフ、キャストのコメントも収録されている。
映画「トロン:アレス」特別映像「ナイン・インチ・ネイルズが手がける本作の音楽」
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