あんぱん特別編:「怪傑アンパンマン」の舞台裏 アンパンマンかぶり物に不満→メイコが一喝 視聴者「めちゃくちゃ笑った」「ほぼコント(笑)」

NHK連続テレビ小説「あんぱん」の特別編第2回「メイコの初舞台」の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「あんぱん」の特別編第2回「メイコの初舞台」の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」の特別編第2回「メイコの初舞台」が、9月30日に放送された。同回では、ミュージカル「怪傑アンパン」の舞台裏が描かれ、メイコ(原菜乃華さん)とアンパンマン役のお笑い芸人・浜辺ヒラメ(浜野謙太さん)とのやり取りに、視聴者の注目が集まった。

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 「メイコの初舞台」は、ミュージカル「怪傑アンパンマン」公演初日。開演が迫る中、舞台裏ではいくつか問題が発生していた。ヒラメは、健太郎(高橋文哉さん)やマノ・ゴロー(伊礼彼方さん)にアンパンマンのかぶり物について不満を打ち明けた。

 ヒラメは、アンパンマンのかぶり物を抱えながら「ここが顔だよね。で、俺が顔をここから出すんだよね。ということは顔が2つあるってことだよね。これ、おかしいよね」と納得できない様子。ゴローは「ヒラメくんが顔を出さないわけにはいかないでしょう」となだめるが、ヒラメは「きょう改めて見てがくぜんとしたんだ。これははっきり言って変じゃないか?」といい、「俺は芸人だ。笑わせるのが仕事だ。だが、笑われるのは許せん!」と声を荒らげ、その場を立ち去った。

 ヤルセ・ナカス役の声優・古川マモル(西山潤さん)も、緊張のあまり出演したくないと言い出し、コーラスの一人も熱を出して入院。たくや(大森元貴さん)は相次ぐトラブルに頭を抱え、メイコは「義理の兄の大事な作品です! 失敗させるわけにはいきません!」と出演者の説得を買って出た。

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 メイコは娘のピアノ発表会の時のようにマモルの緊張を吸いとり、本番を成功させるためにヒラメの説得に向かう。頑なな態度のヒラメに対して、「これは、みんながヒラメさんのためだけに作ったかぶり物です。それを捨てる気ですか?」と問いかける。

 続けて「芸人さんの仕事って、人を笑顔にすることですよね。笑わせるとか笑われるとか、どっちでもいいでしょ」と声をかけると、ヒラメは「あんたに何が分かる」と言い捨てる。

 メイコは「あんたも知らんがやろ! 嵩さんが、どんな思いで『アンパンマン』を作ったか。大勢の人をたくさん失って、悲しいこと、つらいこと、いろいろ経験して、その結果生まれたヒーローながです。あなたは、そのヒーローをやるがです! 世界にたった一人のヒーローながです」と一喝した。

 ヒラメはアンパンマンのかぶり物を装着しながら「俺だってプロだ。やる時はやる。最後に聞く。変じゃないよな?」と尋ねる。メイコは込み上げてくる笑いをこらえながら「はい!」と答えた。

 SNSでは「めちゃくちゃ笑った」「本編を観た時、ヒラメが顔を出していることに違和感があったので、そこを攻めるんだって笑ってしまった」「やっぱあのアンパンマンのかぶり物は変だよね。気になってた!」「ヒラメが『変じゃないよな?』って聞いた瞬間のメイコ、絶対笑いこらえてたでしょ笑」「裏ではメイコちゃん大活躍だったんやね ほぼコント(笑)」「一生懸命さがメイコらしくて良いね」といった声が上がっていた。

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