米映画「トロン」シリーズの最新作「トロン:アレス」(ヨアヒム・ローニング監督、10月10日日米同時公開)のジャパンプレミアが10月9日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で行われ、日本語吹き替え版で主人公のAI兵士・アレスを演じる諏訪部順一さんが登場。収録の裏側を語った。
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アレスは、コンピューターの中に存在しているプログラムのため、収録で諏訪部さんは「人間っぽくしないように」「感情を淡々と」というディレクションを受けたという。「大丈夫かな? 『この人、下手だ』と思われたらどうしようとすごく心配していたのですが、(試写で映像を)実際に見て安心しました。『オレ、ちゃんとできてた!』と。よかったです」と語った。
イベントには、日本語吹き替え版に出演するイヴ役の内田真礼さん、ジュリアン・ディリンジャー役の石川界人さん、アテナ役の田村睦心さんのほか、お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつさん、堀田茜さん、ダンディ坂野さんが登場した。
ダンディ坂野さんは、“AI芸人”として登場。現実世界で“29分間”しか生存できないAI兵士と同様に、ダンディ坂野さんも29分で“消滅”してしまう……という設定で、ゲストが29分の壁を突破する“永続コード”を“ゲッツ”するためのミッションに挑んだ。ジェスチャークイズ、以心伝心ゲームの2つのミッションに挑戦するも、失敗し、ダンディ坂野さんはトロン隊により強制退場させられた。
1982年公開の第1作「トロン」は、本格的なCGを導入した作品として映画史に名を残した名作。2作目「トロン:レガシー」が2010年に公開されたことも話題になった。最新作は、現実世界で高度なAIが実体化することになる。「トロン」シリーズでおなじみのディリンジャー社が、AI兵士のアレス(ジャレッド・レトさん)を現実世界に実体化するが、制御不能になり、世界は混乱する。
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