神津善行:妻・中村メイコさんの最期を語る 「ちょっと変だから起こして」と言われ 森公美子と「徹子の部屋」出演

「徹子の部屋」に出演した森公美子さん(左)と神津善行さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した森公美子さん(左)と神津善行さん=テレビ朝日提供

 2年前に亡くなった中村メイコさんの夫で作曲家の神津善行さんが、歌手で俳優の森公美子さんと、10月15日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。メイコさんの最期を語った。

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 メイコさんは2023年12月31日に亡くなった。「寂しいですね。他の仕事はできるんですけど作曲ができないです。編曲をするとかそういうことはできますけど、曲を書くとどうしてもなんとなく重ねて。どんどん寂しくなる」と今の思いを明かした。

 徹子さんに「今まで一番素直だったな、と思うのは、メイコさんが亡くなる最後の瞬間だったんですって?」と聞かれた神津さん。

「寝かそうと思ったら(メイコさんから)『ちょっと変だから起こして』と言われて起こしたんですよ。そしたら『しばらくそうしていて』と言われてそうしていた。僕の小指に(メイコさんが)自分の人差し指をひっかけた。手を握っているような感じで10分くらいやっていた。それやっているうちに(メイコさんの手の力が抜けて)ぽろっと指が外れた。そのときに(メイコさんの)息が切れているんですね」

 神津さんは大きな声でメイコさんに呼びかけたが、返事はなかった。

 徹子さんは「本当に? それこそお芝居みたい。メイコさんが思っているような最期でしたね」と驚いた。神津さんは「わりとわざとらしい人でね。(メイコさんの動きは芝居ではなく)本当かな? というのが一回頭に来るんですよね」と述べた。

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