アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ:最新作の公開記念ドキュメンタリー 2部作を11月7日から配信開始 予告映像が解禁

ドキュメンタリー作品「炎と水―メイキング・オブ・アバター」のキービジュアル (C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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ドキュメンタリー作品「炎と水―メイキング・オブ・アバター」のキービジュアル (C) 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 ジェームズ・キャメロン監督の映画「アバター」シリーズ3作目となる最新作「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が12月19日に日米同時公開される。これを記念し、前作「ウェイ・オブ・ウォーター」と最新作の「ファイヤー・アンド・アッシュ」の撮影の裏側を収めた2部構成のドキュメンタリー作品「炎と水―メイキング・オブ・アバター」が、配信サイト「ディズニープラス スター」で11月7日から独占配信される。併せて、ドキュメンタリーの予告編が解禁された。

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 「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」は「アバター」(2009年)、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」(2022年)に続くシリーズ第3作。シリーズの舞台は2154年、滅亡間近の地球。人類存続の最後の希望は、神秘の星パンドラだった。貴重な鉱物資源を採掘するため、人類は先住民族ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を開発する。戦地で両足を負傷し、生きる希望を見失っていた元海兵隊のジェイク(サム・ワーシントンさん)は、アバターとなってナヴィに接触。彼らの生き方に共鳴したジェイクは、ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナさん)と恋に落ち、生きる希望を取り戻していく。

 ジェイクとネイティリは家族を築き、キリ(シガーニー・ウィーバーさん)や息子ロアク(ブリテン・ダルトンさん)ら子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、クオリッチ(スティーヴン・ラングさん)率いる人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われてしまう。ジェイクたちはその先で出会った“海の部族”と共闘し、大きな犠牲を伴いながら、人類を退けることに成功した。

 最新作には、ジェイクらとともに人類の侵略に立ち向かった、海の部族“メトカイナ族”の部族長トノワリ(クリフ・カーティスさん)、妻のロナル(ケイト・ウィンスレットさん)、ロアクと心を通わせるツィレヤ(ベイリー・バスさん)、海の巨大な生物トゥルクンら、おなじみのキャラクターも登場。さらに、自然と共生してきた“森の民”や“海の民”とは異なり、自然に裏切られた経験から憎悪を募らせている“アッシュ族”のリーダー、 ヴァラン(ウーナ・チャップリンさん)が初登場。キャメロン監督は「間違いなく3作の中で最も感情的で、おそらく最高の出来だと言われています。心を打たれる作品になっていると思います」と自信をのぞかせている。

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 ドキュメンタリー作品には、最新作「ファイヤー・アンド・アッシュ」の初公開映像も含まれている。また、米カリフォルニア州のマンハッタンビーチやサンペドロ、シャスタ湖、ハワイ、フランスのチャンネル諸島、ニュージーランド、バハマなど世界各地で行われた大規模な撮影の様子が収められている。

 その予告編では、“本物”にこだわり抜いた撮影の様子と、リアリティーを持たせる俳優陣の生の演技によって、究極のスペクタクル3D映像が生み出される舞台裏が垣間見える映像が収録されている。

 冒頭、キャメロン監督は「“アバター”はテクノロジーを活用する。だが作り手は才能豊かな人たちだ。すべての表現や感情の動きをとらえて、世界に命を吹き込む」と語っている。ネイティリ役のサルダナさんは「役者がいなければ、パンドラにあるのは景色だけ」といい、ジェイク役ワーシントンさんも「どのシーンも演技に基づく、すべてが本物だ」と力を込める。

 映像内には「タイタニック」(1997年)や「アバター」シリーズをはじめ数々のキャメロン作品でプロデューサーを務め、昨年7月に病気のため亡くなったジョン・ランドーさんの姿も収められ、「演技をキャプチャーしデジタル化する、それを水中でも行いたい。役者はパンドラに似た環境で演技できる」とパフォーマンスキャプチャーを地上だけでなく水中でも行ったと明かしている。映像のラストではキャメロン監督が「山ほどの問題を乗り越えた製作の裏側を紹介します」と語り、最新作の公開を前に期待がさらに高まる内容になっている。

「炎と水―メイキング・オブ・アバター」予告編(Disney+)

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