ちょっとだけエスパー
最終話 Si,amore.
12月16日(火)放送分
高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第18回(10月22日放送)で、テレビの前の視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者が画面にクギヅケになっていた割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、最高値は午前8時2分の68.9%だった。
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「ばけばけ」は113作目の朝ドラ。ヒロインの松野トキと、その夫となるレフカダ・ヘブンのモデルは、松江の没落士族の娘、小泉セツと、「怪談」などの著作で知られるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)だ。ドラマの中では大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描くという。
第18回は、東京まで探しにやってきたトキ(高石さん)が銀二郎(寛一郎さん)と再会を果たす場面が描かれた。前日の第17回のエンディングで、下宿に帰る銀二郎の姿が描かれ、第18回の冒頭ではトキと銀二郎が顔を合わすことが予想できたからだろうか。テレビ画面の前にいる人のうち、画面を実際に注視している人の割合を調べた注目度は、序盤に大きな“山”ができ、その後は乱高下しながら、“山”は次第に小さくなっていった。
ドラマは、トキと錦織(吉沢亮さん)、若宮(田中亨さん)、根岸(北野秀気さん)の4人が水で乾杯している場面の続きから始まった。
「かつては全国有数の栄華を誇った松江の街も文明開化に乗り遅れ、今や人口の半分はしじみ、もう半分は出雲そば」「うまいんじゃがな」
若宮と根岸の、そんな戯言の後、話題はトキが上京したわけに移る。「銀二郎さんに逃げられまして」と、トキがこれまでの経緯を話し始めた場面以降が午前8時2分台で、いきなり68.9%まで注目度が急浮上。この日最大の“山”となった。
返すあてもない借金を返すため、銀二郎が寝る間もなく働いていたこと。祖父の厳しいしつけに耐え働く銀二郎に、自身も甘えてしまっていたことなどを、トキは包み隠さず話す。もう一度、松江でやり直したい。切々と自分の思いを語るトキがいじらしい。そんなトキに、錦織は「申し訳ない。そんな秘め事を」と謝る。ここまでが午前8時2分台だ。
「でも、皆さんに私のことを言ってなかったということは、銀二郎さん、松江に戻る気はないんですかね」。トキがそう言い終わるやいなや、後ろの引き戸が開き、銀二郎が帰ってくる。トキと銀二郎の再会は、午前8時3分に突入してすぐだった。
その後、中盤で小ぶりな“山”ができたのは午前8時7分(66.0%)。トキと銀二郎が外で、2人きりで話す場面だ。銀二郎はトキに行き先も告げずに急にいなくなったことを土下座で謝罪。トキのことを好きな気持ちは変わらないが、松野家には帰れないと伝えた。土下座のインパクトとともに、銀二郎に「松野家には帰れない」という明確な思いが示されたことで注目度が上がったのだろう。
終盤の午前8時13分(62.9%)にも、小さな“山”ができた。翌朝、トキは泊めてもらったお礼にと、朝食用にあさり汁を作る。
「松江の方たちなので、しじみ汁を作ってあげたかったんですけど、あさりは初めてなので、どげんかなあ」「おいしいにきまっとるが」
まるで何もなかったかのような、トキと銀二郎の仲睦まじい会話が展開されるのに耐えきれず、「きょうは二人だけで食べるか」と錦織は思わず一言挟み、存在をアピールする。楽しい会話の場面で、注目度が上がるのも納得の場面だったが、今後のトキと銀二郎を考えると、少しつらくなる場面でもあった。
活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。(文・佐々本浩材/MANTAN)
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