オモウマい店:ワンマン調理で「待たせて悪い」 ちゃんぽん、刺身がドンドン増し増し 山口・下関のドライブイン食堂

11月25日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「特製焼きそば定食」(1100円)=中京テレビ提供
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11月25日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「特製焼きそば定食」(1100円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。11月25日の放送は、 創業60年、山口県下関市で愛されるドライブイン食堂を紹介する。

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 老若男女から愛される大衆食堂として知られ、30年以上通っている地元の人や、毎日定食を食べに来る常連がいる。お好みソース、ウスターソースを使い、甘みと酸味でまろやかな味わいに仕上げた「特製焼きそば」(1000円)は、具材と麺を中華鍋で炒めた後、ラードを入れて目玉焼きを作ったアツアツの鉄板の上にのせる。ごはんとみそ汁、漬け物が付いた「特製焼きそば定食」は100円増しの1100円。

 何度か「特製焼きそば」を頼んだ客は「こんな多かったっけ?」「昔より増えた気がします」と首をかしげる人も。実は8カ月前から明らかに量が多くなっていることが判明した。理由について女性店主は「待たせるから悪いな、と思ってちょっと盛ってる。サービス的なもの」と説明する。ワンマン調理のため待ち時間が発生することへの謝罪の意味を込め、量を増やしているそうだ。

 ほかにも、店の自慢となっているのが「ちゃんぽん」。ちゃんぽん麺と豚肉、ちくわ、タマネギやキャベツなど野菜を共に炒め、自家製鶏がらベースのスープに合わせた創業以来のメニュー。「小ちゃんぽん」(850円)は通常1玉だが、待たせると2玉に。「ちゃんぽん」(普通、900円)は、通常2玉だが、待たせると3玉に増量される。

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 さらに、煮付けや漬け物などたくさんの小鉢が付く「刺身定食」(1400円)は、メインの刺身の待ち時間が長くなればなるほど分厚くなり、「焼きめし」(1300円)や、3枚程度のカツがのる「カツ丼」(1300円)も、待ち時間に応じて5人前相当になることがある。

 以前は調理担当が2人いたこともあったというが「作る人によって味が違う」と、現在はホール5人に対して店主が1人で調理を担当する。「創業当時の味と同じようにしたい」と、先代である父親の味を守り抜くために今でも味見を欠かさず、いつもと同じ「定番」の味を店主は追求している。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストにタレントの飯尾和樹さん、ホラン千秋が出演する。

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