ひらやすみ:森七菜のマンガシーン「手元も全部本人」 ロケ地の片隅でも絵 ドラマP「なっちゃんがどんどん重なっていく」感覚に

NHKの夜ドラ「ひらやすみ」で“なっちゃん”こと小林なつみを演じる森七菜さん (C)NHK
1 / 4
NHKの夜ドラ「ひらやすみ」で“なっちゃん”こと小林なつみを演じる森七菜さん (C)NHK

 俳優の岡山天音さん主演、森七菜さん共演で話題のNHKの夜ドラひらやすみ」(総合、月~木曜午後10時45分)。「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年から連載中の真造圭伍さんの同名マンガの実写ドラマで、12月1日から最終週に突入する。大塚安希プロデューサーが、“なっちゃん”こと小林なつみ役の森さんの印象を、撮影時のエピソードとともに明かした。

あなたにオススメ

 ドラマは、29歳のフリーター・生田ヒロト(岡山さん)が、近所のばーちゃん・和田はなえ(根岸季衣さん)から譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京してきた18歳のいとこの小林なつみ(森さん)と2人暮らしを始めることに。彼らの周りには生きづらい悩みを抱えた人々が集まってくる……というストーリー。

 なつみは、主人公のヒロトのいとこ。美大入学のため、山形から上京した。勝ち気な性格だが、引っ込み思案や自意識過剰なところもある。密かにマンガ家になりたいという夢を抱いているが「マンガ描く=オタク=恥ずかしい」という謎の偏見を持っていて、マンガを描いていることを誰にも言えていないでいたものの、その夢はやがてヒロトやヒデキ、あかりらに知られることに。

  大塚さんは「なっちゃんのマンガシーン、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、手元も全部ご本人なのです」と明かす。

- 広告 -

 「Gペンというペンを使って絵を描くことは、慣れていないはずなのですが、撮影前に一度練習をしたときにもうマンガ指導の先生が驚くほどのお上手さ。そしてその上で、マンガ用の紙と Gペン、消耗品のペン先もいくつも持ち帰り、練習してくださいました」

 撮影の合間にも、森さんがロケ地の片隅で絵を描いている姿があったという。

 「その姿はまさになっちゃんで、初めて出会ったときから、衣装合わせなどの準備や、撮影が 重なるにつれて、見ている側からすると、森さんとなっちゃんがどんどん重なっていく……みたいな感覚がありました。

 また森さんは、第8回の「マンガ家なっぞー!」のシーンでは直前までジャンプの形を原作を見て練習したとか。

 「それをあかり役の光嶌さんが横で微笑んで見ている姿も。いま視聴者の方が感じてくださっている『なんて可愛いんだこの2人は!』という感覚を、ひと足さきに体感させていただきました(笑)」

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事