天海祐希:「美しい兄貴」と小日向文世が表現 「ジャンヌ・ダルクのような正義感の塊」とも 「徹子の部屋」で

12月25日放送の「徹子の部屋」に出演した天海祐希さん(左)と小日向文世さん=テレビ朝日提供
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12月25日放送の「徹子の部屋」に出演した天海祐希さん(左)と小日向文世さん=テレビ朝日提供

 俳優の天海祐希さんと小日向文世さんが、12月25日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。ドラマ「緊急取調室」の撮影現場での天海さんの様子や、かつて同ドラマに出演し、7年前に急逝した大杉漣さんの思い出などを語った。

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 小日向さんは天海さんについて、「男でもない女性でもない。ここ(背中)に剣が1本突き刺さっているジャンヌ・ダルクのような佐々木小次郎のような、そういう感じ。正義感の塊というか」といい、「いつも兄貴っていう感じでした。美しい兄貴」と形容した。これに対して天海さんは「(同ドラマで共演した)おじさまたちは、ちょっと甘えてましたよね」「甘えていただいて構わないんですけれど」と前置きし、同ドラマでの撮影エピソードを紹介。

 撮影現場にお茶飲み場があり、そこで出演者が話をしてると、「中にお願いします」と言われても、話が弾んで中に入っていかない。そこで天海さんは「早く入ったら早く終わるから」「行くよ」「やるよ」と強めに声をかけたという。その様子は「むちを持ってピシッとやるみたいな。ライオン使いみたいな」と小日向さんは表現した。

 同ドラマで主演の天海さんはせりふ量がとても多く、撮影が既に終了し、小日向さんは「今日久しぶりに会ったら(撮影時と)顔つきが違うんです。解放されて」と語った。天海さんは「しっかりしなきゃと思って朝(撮影現場に)入るので、朝はすごく険しい顔をしてるんです」と苦笑する。

 亡くなって7年になる大杉さんに対しては、天海さんは「(現場に)ずっといてくださってるような感じがします」としみじみ語る。小日向さんは、天海さんの舞台を見に行ったところ、大杉さんも見に来ており、終わったあと、2人で明るいうちからワインを飲みながら、芝居の話や天海さんの話などをしたと思い出を語った。

 天海さんは「ありがたいことです」と感謝し、大杉さんについて「ちょっと現場が離れただけで、まだどこかでお元気にお仕事をされているんじゃないかと思う。緊急取調室の中でも(大杉さんが演じた役は)ちょっと警察をお辞めになってという設定になっているので」と思いをはせていた。

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