不適切にもほどがある!:あす朝から一挙放送 年明けに新春スペシャルも

「不適切にもほどがある!」(C)TBS
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「不適切にもほどがある!」(C)TBS

 阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本で「東京ドラマアウォード」4冠など数々の賞に輝いた連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS)が、12月29日朝から一挙放送(関東ローカル)される。

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 ドラマは、スパルタ指導で子供に接する中学体育教師で、野球部顧問の市郎(阿部サダヲさん)が、1986年から2024年へタイムスリップ。令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂し、法令順守に縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていくヒューマンコメディー。ドラマ界のさまざまな賞を受賞したほか「新語・流行語大賞」で、ドラマの略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれるなど、2024年を代表する作品となった。

 「ふてほど」の流行語大賞受賞が、必ずしも本作にとって良かったことだったのかは評価が分かれている。エッジの効いたテーマ性が何かと注目されたが、ミュージカルを取り込んでいたり、爆笑してしまうセリフ回しだったりと、ドラマとしての間口の広さが秀逸で、流行云々にかかわらず長く愛されてほしい作品だ。

 また、新春スペシャル「新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~」が2026年1月4日午後9時から放送。スペシャルでは、タイムトンネルで好きな時代に行けることになった市郎が、娘・純子(河合優実さん)の未来を変えるため再び立ち上がる。今度は令和だけでなく、さらなる未来にも過去にもタイムスリップし、行く先々で人々をかき回していく。市郎の孫・渚(仲里依紗さん)に影響を与える都議会議員・平じゅん子役で江口のりこさんがゲスト出演する。

 一挙放送は12月29日午前8時から30日、31日と3日にわたって放送。新春スペシャルの見どころも紹介される。

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