ワンピース
第1163話 褒めてほしい ロビンとサウロの再会
5月24日(日)放送分
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された芥見下々(あくたみ・げげ)さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」の第3期「死滅回游 前編」が、MBS・TBS系のアニメ枠「スーパーアニメイズム TURBO」で毎週木曜深夜0時26分に放送されている。第3期で新たに登場した人気キャラクター・禪院直哉を演じるのが人気声優の遊佐浩二さん。直哉は、個性的なキャラクターが多い「呪術廻戦」においても、尊大な性格や歯に衣着せぬ物言いなど異彩を放っている。遊佐さんに収録の裏側を聞いた。
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「呪術廻戦」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年3月~2024年9月に連載されたマンガ。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスのデジタル版を含む全世界のシリーズ累計部数は1億5000万部以上。
遊佐さんが演じる直哉は、テレビアニメ第2期「渋谷事変」にも登場した禪院家26代目当主・禪院直毘人の息子で、禪院真希・真依姉妹のいとこ。第3期では、直毘人の死により禪院家の跡目争いが起こる。
直哉は、関西弁も印象的なアクの強いキャラクターだ。遊佐さん自身、京都の出身だが、直哉の関西弁をどのように表現しようとしたのか。
「ほかの作品でも関西弁のキャラクターを演じる時は、基本原作を遵守しています。だから自分に慣れた方言と、ちょっと言葉遣いが違うところがあっても、落とし込むようにしています。専門用語が出てくると、ほかの方とのバランスも考えて標準語に寄せないと違和感が出てしまうので、標準語と原作のセリフのニュアンス、方言とのバランスを取りながら組み立てる。そこが難しいところです。役としてどうしゃべるかという面も含めて、やはりバランスが必要です」
直哉の関西弁は京都なまりのようにも思えるが、「どことも言い切れない。禪院家の中で直哉だけなぜかなまっているという(笑)。どこというのも含めて、割と隠されているところがあるのかもしれません」と語る。あくまで直哉を演じる際は、京都など特定の地域ではなく“禪院家”を意識したという。
「僕は名家の生まれではないので、歴史ある家でどういう育ち方をしているとか、何を重要視して家が成り立っているのかは分かりませんが、長く続く家は歴史的なものを重んじて、よそ者をシャットアウトすることもあるかもしれない。そういった中で、直哉がああいった考え方になっていったのかもしれないです」
直哉は「人の心とかないんか?」といったセリフも印象的なキャラクター。遊佐さん自身が印象に残っているセリフは「オマエは!!甚爾君やない!!」だという。直哉が、禪院(伏黒)甚爾と同じく“呪力がない”禪院真希と対峙(たいじ)した際に放ったセリフだ。
「『禪院家当主は俺や』というセリフも、禪院家へのこだわりの強さがあるので印象的なセリフなのですが、『オマエは!!甚爾君やない!!』の印象が非常に強いです。禪院家は、呪力を持たないと人として扱わないような家で、扇さん(真希の父)も自分の娘を出来損ないと言っている。そんな家にあって、当主になろうとしている直哉も呪力を一番に重んじるのかと思いきや、禪院(伏黒)甚爾への憧れが非常に強い。彼は呪力に限らず、力を求める傾向にあると思っているので、モノローグで真希に対してそう言うのは印象的でした」
原作でも直哉の過去を描く描写は多くない中で、「幼い時、直哉が禪院(伏黒)甚爾を初めて見た時のコマは大きかったので、彼にとってそのインパクトは大きかったのではないかと思います」と語る。
遊佐さんは、「新たに演じるキャラクターは常に挑戦」と語り、禪院直哉役もまた自身にとって挑戦となった。
「どれも同じキャラクターはいないですから、自分が読んでイメージした役と、求められているものがどれくらい合致する部分があるかというのは、常に考えるところではあります。今回は僕のイメージと合致する部分が多かった印象です。そういったところが思い切ってできたのは挑戦かもしれません。自分の中で抑えているキャラクターは、演じている時は気にならないのですが、視聴者目線で見るとストレスが溜まる部分もあります。直哉に関しては遠慮することなく思い切りやれました」
禪院家が衝撃的な展開を迎えることになった「呪術廻戦」。今後も目が離せない。(しろいぬ/MANTANWEB)
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