MM9:「ガメラ」樋口監督が初ドラマに挑戦 MBSで7月放送

「MM9 モンスターマグニチュード」の会見に登場した石橋杏奈さん(左)と尾野真千子さん
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「MM9 モンスターマグニチュード」の会見に登場した石橋杏奈さん(左)と尾野真千子さん

 特撮映画「ガメラ」や劇場版アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の樋口真嗣監督が総監督で初のテレビドラマに挑む「MM9 モンスターマグニチュード」の会見が開かれ、石橋杏奈さんや尾野真千子さんら出演者が登場した。出演者の一人で女優の加藤貴子さんが、石橋さんについて「森の中をすごいスピードで走るシーンがあって『もののけ姫』のようだった。この人についていこうと思いました」と話すなど、ドラマの見どころをPRしていた。

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 「MM9」は、人々の生活を脅かすM(モンスター)による災害「MM災害」に対処する気象庁の特異生物対策課(通称・気特対)を舞台にしたドラマ。気特対の職員たちは、Mから受ける被害を調査・予測し、被害を最小限に抑えようと自衛隊に助言するという戦わない影のヒーローという設定で、予報が外れたら批判されるという報われない彼らの日常を描いている。脚本は劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の伊藤和典さんで、樋口監督とのコンビは11年ぶりという。

 会見で樋口総監督は、4人の監督を起用していることを明かしながら「4人の監督がしのぎを削って、すばらしいキャストを“おもちゃ”のように遊んで、面白い物語を紡いでいるのを見てジェラシー感じました」と話しながら、「富士山のふもとでドラマのロケをしていたら、見物のおばちゃんから『こんなことで税金を使ってどうするの』と言われました。そのぐらいリアルなんです」と自信をみせていた。

 放送は、MBSで7月7日から毎週水曜深夜1時半。(毎日新聞デジタル)

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