阿部寛：加賀が食べられないたい焼き「実はガンガン食べてます」「新参者」３Ｄ予告上映会

　直木賞作家の東野圭吾さん原作、阿部寛さん主演でドラマ化した「新参者」（ＴＢＳ系）の３Ｄスペシャル予告試写会が１３日、東京都内であり、阿部さんと黒木メイサさんら共演者が登場した。ドラマの中で阿部さん演じる刑事・加賀恭一郎は、好物のたい焼きをなかなか食べられないという設定だが「実際はガンガン食べてます。１日３匹ぐらいは食べてますね」と撮影裏を明かし、観客を笑わせた。

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　２２日が誕生日の阿部さんには、たい焼き形のケーキがプレゼントされ「驚きのたい焼きでうれしいです。こんなに大勢の皆さんに祝っていただけるなんて、今度４６歳になりますけど、幸せです」と語り、「人形町という一つの街だけで撮影したのは初めてで、街の皆さんが本当にあったかかった。人の温かさを知ったのが大きくて、いつも笑顔で迎えてくれる環境の中でやれてよかった。今夜の９話では、犯人もちらほら見えてくると思います」と撮影を振り返った。

　「新参者」は、東野さんの「加賀恭一郎シリーズ」８作目で、下町情緒が残る人形町を舞台に、日本橋署に異動したばかりの刑事・加賀恭一郎（阿部さん）が、人形町で女性の殺人事件を担当することになり、商店街の店主全員が容疑者として浮かぶ。加賀は“新参者”として、複雑に入り組んだ商店街の人間関係を解きほぐし、抜群の洞察力と推理力で謎に迫る……という物語。この日は、ファンを招待し、試写会限定のオリジナル３Ｄ予告と、１３日午後９時に放送される第９話を先行上映した。

　２０日午後９時から最終回が放送予定で、本編全１０話と特典映像を収録したＤＶＤボックス（１万９９５０円）を１０月６日に発売する。（毎日新聞デジタル）