上地雄輔:「120%やってる」“おバカキャラ”封印? 初主演ドラマ「逃亡弁護士」発表

ドラマ「逃亡弁護士」の制作発表会見に出席した上地雄輔さん
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ドラマ「逃亡弁護士」の制作発表会見に出席した上地雄輔さん

 タレントの上地雄輔さん(31)が23日、東京都内で行われた、初主演ドラマ「逃亡弁護士」(関西テレビ・フジテレビ系)の制作発表会見に出席。「面白くないって言われたら、オレの責任だと思ってる。120%やってるんで、やり続けます」とコメントし、バラエティー番組での“おバカキャラ”をみじんも感じさせない男気あふれる姿をみせた。  

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 ドラマは、「週刊ヤングサンデー」(小学館)で08年7月まで連載されたマンガ「逃亡弁護士 成田誠」が原作。ドラマ・映画化された人気マンガ「クロサギ」の原案者・夏原武さんが、別ペンネームの剛英城名義で原作を担当し、高田優さん、岡本創さんも原作を担当している。将来を期待された若手弁護士・成田誠(上地さん)が、突然身に覚えのない先輩弁護士殺害の罪を着せられた。弁護士ゆえに冤罪(えんざい)の怖さを知る成田は、極刑を免れるため逃走する。そして全国指名手配容疑者となりながらも、法律に泣かされ困っている人々を助けつつ、真犯人を追う……というヒューマンサスペンス。毎回、ゲストを迎え、1話完結で描かれる。

 上地さんは「原作は強さが前面に出ていたり、若干スーパーマンチックで水戸黄門的な部分がある。(自分は)見ている人が応援したくなるような弱さ、情けなさも出していこうと思いました」「説明せりふに気持ちを込めて、生きたせりふとして届けたい」「恩着せがましくならないよう、見てる人の中で考える余裕を持たせるような成田誠を演じたい」「原作のファンの人も裏切らずに新しい成田を作りたい。ポイントは崩さないで、自分なりの(成田誠という)線を引きたい」と次々と演技に対して真摯(しんし)に考えを語った。しかし、自分との共通点はと聞かれると「短髪です。あと男とか。性格はお会いしたことがないんで……。たぶん違うと思います」とボケて、報道陣らの笑いを誘っていた。

 成田を追うエリート検事・真船丈役の北村一輝さん(40)は「成田(上地さん)と会うことがほとんどなくて、今日、上地君と会って『あ、出てたんだ』という感じ」とジョークを飛ばし、上地さんの印象を「想像以上にまじめにやってたからびっくりした」とコメント。殺された先輩弁護士の娘で週刊誌記者・二ノ宮絵美役の石原さとみさん(23)は、上地さんに対し、「あまり会ってないですよね」と言いながらも、「明るくて、ひまわりのようにみんなを明るくさせてくれる方というのをパブリックイメージで持っていた。イメージ通りの方。まじめなイメージも持ってたので、そのままだなあと思いました。早く真正面でお芝居がしたい」と話していた。

 会見には、成田が犯人かどうか疑問を持ちながらも行方を追う検察事務官・三枝亮子役の矢田亜希子さん(31)、成田の無実を信じる弁護士・連光寺巧役の豊原功補さん(44)、原作者の剛さんらも出席した。

 ドラマは7月6日から毎週火曜午後10時放送。初回は午後11時9分まで、2回目は午後10時15分~午後11時9分の放送の予定。(毎日新聞デジタル)

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