ケミストリー:本格的なダンスや10周年企画を発表した最終公演 新ユニットも発表 WOWOWで放送

ケミストリーの全国ツアー最終公演、6月4日の東京国際フォーラムでのステージの模様
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ケミストリーの全国ツアー最終公演、6月4日の東京国際フォーラムでのステージの模様

 11年にデビュー10周年を迎える「ケミストリー」の全国ツアー「regeneration」最終公演が、6月4日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれた。このライブの模様が、WOWOWで8日に独占放送される。

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 「ケミストリー」は、川畑要さんと堂珍嘉邦さんによる男性デュオ。オーディション番組「ASAYAN」の男性ボーカリストオーディションで選ばれた2人で結成された。01年にシングル「PIECES OF A DREAM」でデビューし、今年2月には2年ぶりに、6枚目となるオリジナルアルバム「regeneration」をリリースした。この「革新」「再生」といった意味のアルバムタイトルが、今回のツアー名にも付けられた。

 公演はアルバムの1曲目に収録された「Go Alone」でスタートし、冒頭からクライマックスのような盛り上がりをみせた。ファンのテンションの高さに2人も驚き、「今日は忘れられない最高の1日にしようぜ!」とシャウト。会場をさらに熱くさせた。

 堂珍さんは赤を基調とした衣装で登場。曲の合間には本格的なダンスも披露され、「今回のツアーでは『吼(ほ)える男』をテーマにしています。体全部を使って歌を届けるためにやってきました!」と熱い思いをファンにぶつけた。ソロ曲で米歌手マクスウェルさんの「Whenever Wherever Whatever」をカバー。「この曲は『自分のあふれ出す気持ちをあなたに届けます』という、すごいラブソング。これはぜひおれの言葉で歌わないとと思いまして、和訳を用意してきました」として、自作の和訳による歌詞をスクリーンに映し出しながら熱唱した。

 続いて、川畑さんが堂珍さんとは対照的な青色の衣装で登場し、オマリオンさんの「O(オー)」をカバー。オマリオンさんを「歌も踊りもルックスもよくて……」と評する川畑さんに、ファンからは「(川畑さんと)一緒じゃん!」と声が飛んだ。

 アンコールでは、スペシャルゲストとして童子-Tさんが飛び入り。「ずっとケミストリーの全国ツアーに参加したいと思っていて、スケジュールを空けていたのに……やっと呼んでくれた」と喜び、マシンガントークを繰り出した。

 ライブの最後には、「ケミストリー10周年イヤー」を始動すると発表。その第1弾として特設サイトを開設。また、ベストアルバムなどの発売も考えているとして、特設サイト上でファンに好きな曲を選んでもらう投票企画がスタートした。さらに、この日最大の発表として、ツアーをともにしたダンスユニット「Synergy」との新ユニット結成が発表された。新ユニットの第1弾として、8月18日にニューシングルが発売されることも明かされた。

 ライブの模様はWOWOWで8日午後9時に放送される。結成されたばかりの「CHEMISTRY+Synergy」の姿をその目で確認しよう。(毎日新聞デジタル)

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