ケーブルテレビ「J:COM」を展開する「ジュピターテレコム」（東京都千代田区、森泉知行社長）は7日、米ワーナー・ブラザースの人気テレビドラマなどを見放題で楽しめる、オンデマンド型チャンネル「WARNERTV」を提供することを明らかにした。15日から配信を開始する。

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　「WARNERTV」では、英国の同名ドラマをジェリー・ブラッカイマーがリメークしたサスペンス「イレブンスアワー」（仮題）や、ロサンゼルスを舞台に「The OC」のベンジャミンが主演する刑事ドラマ「サウスランド」（仮題）など、日本未放送の最新海外ドラマからロングランシリーズまでワーナー・ブラザースのテレビシリーズを独占配信する。7月は50話以上、8月以降は毎月100話以上を配信し、年間で1000話以上の配信を予定している。

　「WARNERTV」は、これまで番組ごとの課金制だった「J:COM オンデマンド」での番組配信のスタイルとは異なり、67以上のチャンネルとVODサービスなどを楽しめる「J:COM TV デジタル」の基本パッケージ（月額5229円）への加入で見放題となる。

　同日開かれた発表会で、ジュピターテレコムの中谷博之・上席執行役員はJ:COMオンデマンドの今後の具体的な取り組みとして、「エンターテインメント系を拡大し、ハリウッド系、韓流系チャンネル、音楽系など、条件が調えば随時展開していきたい」と話している。（毎日新聞デジタル）