岡田准一:「映画はもっとすごい」 映画「SP」イベントで真木よう子らと生アクション披露

映画「SP」のスペシャルイベントに登場した真木よう子さん
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映画「SP」のスペシャルイベントに登場した真木よう子さん

 アイドルグループ「V6」の岡田准一さんが9日、フジテレビの夏イベント「お台場合衆国」で行われた映画「SP THE MOTION PICTURE 野望編」(波多野貴文監督)のスペシャルイベントに登場。背負い投げでテロリストを倒すアクションを披露した岡田さんは「今までにないエンターテインメントを、死ぬ気で作ろう。変化球ではない本気の球を投げよう、という思いでスタッフ一同(映画を)頑張っているので、どうぞよろしくお願いします」と熱く語った。 

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 「SP」は、警視庁警護課第4係に所属する井上薫(岡田さん)が、一瞬で物事を映像として記憶する「フォトグラフィック・メモリー」や、残された足跡などから情報を得る「トラッキング」などの特殊能力と、武術、格闘技などで鍛えた肉体を駆使して、首相経験者などの要人を警護し、テロリストたちと戦う姿を描いたドラマ。真木よう子と松尾諭さん、神尾佑さんは井上の同僚SPを演じている。07年11月~08年1月に放送され、土曜日午後11時台ながら平均視聴率15.4%を記録。映画は、テレビシリーズのラストで残された「謎」のその後を描いたストーリーで、09年9月にクランクインし、8カ月間で撮影を終えている。

 イベントでは、岡田さんをはじめとする第4係の「SP」が、フジテレビの豊田皓社長の警備を務め、テロリスト役者から豊田社長を守るアクションを披露した。会場に車で登場した豊田社長を、岡田さんと真木さんがステージへ案内。突如乱入しようとしたテロリストを松尾さんと神尾さんが制圧。鉄パイプを持ってステージに駆け上がったもう一人を、岡田さんが押さえつけた。

 岡田さんは、イベントでのアクションについて「映画ではもっとすごいことしてますから」と謙遜(けんそん)したが、「SPのために習い始めました」というフィリピン武術「カリ」の練習の成果が出たことを喜んでいた。松尾さんは「僕もまじめやっていたのに、笑い声が聞こえた」とぼやきながらも、「いるか分かりませんが、山本(役名)マニアの人が喜んでくれれば」と満足そうに話した。真木さんは「この“男アクション祭り”の中で、私もアクションが快感になってきた」と笑顔で話し、「映画ではさっき見たものよりも、さらにすごいことになっていますので、楽しみにしてください」と映画への期待を盛り上げていた。映画「野望編」は10月30日、続編の「革命編」は11年春に全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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