女優の相武紗季さんが10日、東京・お台場のアミューズメント施設「東京ジョイポリス」で行われた映画「NECK」(白川士監督)と同施設の人気アトラクション「~お台場~生き人形の間」のコラボイベントに登場。主演の溝端淳平さんが「みなさんに可愛がってもらって、ホラー映画でこんなに楽しくていいのかなってくらい楽しかった」と笑顔で話すと、相武さんは「本当に可愛いんです!」と絶賛した。
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この日は、“胸キュンホラー”と銘打たれた作品にちなみ、恐怖のドキドキから恋は生まれるのかを体感する「恋の告白イベント」で、招待客1組が同アトラクションで恐怖を体験した後、相武さんと溝端さん、共演の栗山千明さん、平岡祐太さんの4人に見守られる中、実際に撮影で使用された「ネック・マシーン」を使って恋の告白。
4人はイベント前にアトラクションを体験。栗山さんは恐怖でしゃがみ込んでしまい、「途中でギブアップしてしまった。この中で一番怖がりだということが実証されてしまった。動悸(どうき)?息切れ?が収まらなくて、かがんでました……。汗もすごかった」と苦笑い。相武さんは「男性陣が誰も先頭に立ってくれなくて、結局私が先頭でした」と不満顔で、平岡さんは「かっこよかったあ!」とたたえていた。
「NECK」は、メフィスト賞や三島由紀夫賞を受賞した人気作家・舞城王太郎さんの書き下ろしで、同じモチーフ、異なるストーリーで映画と舞台を展開。映画版では、あこがれの先輩・真山杉菜(相武さん)に告白した主人公・首藤友和(しゅとう・ともかず=溝端さん)が、彼女の研究室に誘われ、大きな謎の木の箱「ネック・マシーン」の実験台に。首だけが箱の外に出され、ホラー映画を見させられる……それは独自の研究でお化けを作り出そうとする機械だった……というストーリー。溝端さんは舞台版にも出演している。
映画は21日から、シネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)、新宿バルト9(同新宿区)ほか全国で公開予定。イベントは9月30日まで、アトラクション内に撮影で使用された「ネック・マシーン」の展示や映画のグッズが当たるスタンプラリーなどを実施する。(毎日新聞デジタル)
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