有川浩:新作小説「空飛ぶ広報室」を投稿サイトで有料配信

有川浩さんの新作小説「空飛ぶ広報室」の表紙
1 / 1
有川浩さんの新作小説「空飛ぶ広報室」の表紙

 「図書館戦争」シリーズなどで人気の有川浩さんの新作小説「空飛ぶ広報室」が書籍発売前に投稿サイト「E★エブリスタ」(URL:http://estar.jp)に掲載され、8月27日から有料配信を始めた。

あなたにオススメ

 同サイトは、モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー(東京都渋谷区)とNTTドコモの合弁会社「エブリスタ」が開設する電子書籍や電子コミックの投稿サイト。一般からの投稿を掲載する無料サイトのほか、有料コンテンツを掲載する「E★エブリスタプレミアム」(月額210円)があり、「空飛ぶ広報室」は同有料サイトに掲載され、27日から毎週一定量を更新し、全編を掲載する予定。掲載終了後に書籍化が予定されている。

 「空飛ぶ広報室」は、戦闘機パイロットになる道を絶たれた空井大祐28歳の転勤した先は、東京・市ヶ谷にそびえ立つ防衛省−−航空自衛隊幕僚監部広報室だった。アクが強い先輩たちに囲まれて、彼は一人前の広報官としてテークオフできるのか……というストーリーの作品だ。

 現在「E★エブリスタプレミアム」では、既に梁石日(ヤン・ソギル)さん、片山恭一さん、香山リカさんなどの小説・エッセーのほか、松本零士さん、江川達也さんらのコミックを連載しており、今後も書籍未発売の作品を追加していくという。(毎日新聞デジタル)

ブック 最新記事