浜田雅功さんが9年ぶりに連続ドラマで主演を務める「検事・鬼島平八郎」(ABC、テレビ朝日系)に、ビートたけしさんが出演することが28日、明らかになった。たけしさんと浜田さんはドラマ初共演。「ABC創立60周年記念ドラマ」として制作される同作には、たけしさんのほか、松方弘樹さん、石橋凌さん、板尾創路さんらの出演も決まり、浜田さんも豪華キャストとの共演を心待ちにしているという。
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ドラマは、鍋島雅治さん作、池辺かつみさん画のマンガ「東京地検特捜部長 鬼島平八郎」(小池書院)が原作。浜田さん演じる、44歳にして新人という異色の経歴を持つ、とある地方検察庁の検事・鬼島平八郎(おにじま・へいはちろう)が、豊富な社会経験に裏付けられた「庶民感覚」を持ち、難しい法律よりも自分の感覚を信じ、正しいと思うことを押し通して事件を解決に導いていくうちに、中央政界に潜む巨悪に迫っていくというヒューマンドラマ。
たけしさんが演じるのは、事件の真相に迫っていく鬼島の元に、突然現れた謎の男・安東正親(あんどう・まさちか)。安東の正体はまだ明らかにされておらず、ドラマが進むにつれて、次第に解明されていく構成になっているという。果たして安東の目的とは? 鬼島の敵か味方か?……そんな謎のベールに包まれた男を、たけしさんがどう演じるのか、初共演の浜田さんとどう対決するかにも注目が集まる。
松方さんは、政権政党である優明党の幹事長で、次期総裁候補とも目されている中央政界の“ドン”、橘寛二(たちばな・かんじ)役で出演。検察庁のトップである検事総長・山岳法徳(やまたけ・やすのり)役には古谷一行さん、東京地検の検事正・敷島康広役で石橋凌さんを起用した。また、地検が入っている建物のメンテナンス作業員で、鬼島にちょっかいを出しつつも役立つアドバイスをする寺岡政次郎を板尾創路さんが演じる。
同作ではほかにも、エリート女性検事・森本真紀(もりもと・まき)を演じる内田有紀さんをはじめ、田山涼成さん、西山茉希さん、濱田岳さん、松重豊さん、西村雅彦さんらも出演。毎回地検にやってくる容疑者役でも豪華キャストが続々と登場する予定だ。「検事・鬼島平八郎」は10月22日から毎週金曜午後9時放送予定。(毎日新聞デジタル)
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