医龍3:シリーズ第3弾初回視聴率16.4% 坂口憲二演じる朝田に最大の“敵”登場

「医龍3」の会見に出席した坂口憲二さん(左から4人目)と出演者ら
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「医龍3」の会見に出席した坂口憲二さん(左から4人目)と出演者ら

 坂口憲二さん主演の医療ドラマシリーズ第3弾「医龍 チーム・メディカル・ドラゴン3」(フジテレビ系)の第1回が14日放送され、初回視聴率は16.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「医龍」は02年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)に連載中のマンガが原作。坂口さん演じる世界レベルの腕を持つ外科医・朝田と彼を取り巻く医療チーム「チーム・メディカル・ドラゴン」のメンバーが、生と死に直面するドラマをリアルな映像とスピード感あふれる描写で表現し、06年4~6月に放送した第1弾は平均視聴率14.8%、07年10~12月の第2弾は平均17.2%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録している。

 物語は、臓器移植法の改正や再生医療研究の進歩などを踏まえ、「医療の国際化と外科医の存在意義」をテーマにした完全オリジナルストーリー。朝田が去ってから数年後、外科医のレベル低下やスキャンダルで信用の落ちた明真大学付属病院が舞台で、新学長となった鬼頭笙子(夏木マリさん)が明真再建のため、朝田と、米国の大学病院で小児心臓移植のスペシャリストだった加藤晶(稲森いずみさん)、再生医療の研究医として藤吉圭介(佐々木蔵之介さん)を呼び戻す。荒瀬門次(阿部サダヲさん)、伊集院登(小池徹平さん)、木原毅彦(池田鉄洋さん)らおなじみのメンバーも登場し、新キャラクターとして優秀だがやる気のない研修医・真柄冬実(谷村美月さん)とカテーテル治療の第一人者・黒木慶次郎(遠藤憲一さん)が登場する。

 第1話では、手の下しようのない状況の患者のオペをあきらめようとした伊集院と木原の前に朝田が現れ、オペを成功させる。ある日、めずらしい心臓の病気で明真に転院してきた有希奈(桜庭ななみさん)に「治るんだよね?」と問われた伊集院は、答えることができずに目をそらしてしまう。手術日が決まり、有希奈に対して成功率は70%と告げた朝田に驚く伊集院。しかし、朝田は医者と患者を結びつけるのは信頼だと言い切り、手術の日を迎える。手術は順調に進んでいるように見えたが、備品室のモニターでオペを見ていた荒瀬が何かに気づく……という内容。放送は毎週木曜午後10時から。(毎日新聞デジタル)

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