深田恭子:悪女役の重圧に「思った以上に大変だった」 WOWOW「幻夜」舞台あいさつ

「幻夜」の第1話試写会で舞台あいさつをした深田恭子さん(左)と塚本高史さん
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「幻夜」の第1話試写会で舞台あいさつをした深田恭子さん(左)と塚本高史さん

 WOWOWのイベント「WOW FES! 2010」2日目の24日、東京ミッドタウン(東京都港区)で連続ドラマW「東野圭吾『幻夜』」の試写会が開かれ、上映前に主演の深田恭子さん(27)や塚本高史さん(27)が舞台あいさつをした。塚本さんが27日、深田さんが11月2日が誕生日ということでサプライズでドラマのポスターの絵柄を上面に描いたケーキが登場し、2人は集まった220人の観客に祝福されながら「28」の形のろうそくを吹き消した。

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 「幻夜」は東野圭吾さんが「白夜行」(99年)の姉妹編として04年に刊行し、100万部に迫る発行部数を記録している人気作。水原雅也(塚本さん)は、父の通夜の翌朝に起きた大地震直後、借金返済を迫ってきていた伯父を思わず殺害してしまう。ふと気付くと、そばには見知らぬ女(深田さん)が立っていた。雅也は、「新海美冬」と名乗る女の美しさと才気に魅せられ、共に生きて行くことになる。やがて、2人は上京し、美冬がのし上がっていくうちに、2人はさまざまな事件と陰謀に巻き込まれていく。加藤刑事(柴田恭兵さん)は2人の前に現れ、疑惑の目を向け始める……というストーリー。

 出演が決まる前から原作を読んでいたという深田さんは、自分がのし上がるにはどんなことでもする悪女の役に「どんなふうに演じていいのか迷いがあった。内容的にもハードで、実際に演じてみても思った以上に大変で、精神的にもすごく(重くのしかかって)来てしまって……」と重圧を感じていたという。逆に原作をあえて読まなかったという塚本さんは「1話の台本を読んで、雅也を成長させていければと思った。撮影中は自分のことを考えている時間より、雅也のことを考えている時間の方が長かった」とどっぷり役につかっていた様子だった。

 ドラマは11月21日にスタート、全8話で毎週日曜午後10時から放送。第1話は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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