スニーカー大賞:受賞デビュー作がいきなりドラマCD・マンガ化 声優に竹達彩奈

「スニーカー大賞」の特設サイト
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 ライトノベル作家の登竜門「スニーカー大賞」(角川書店主催)の第15回大賞作で、11月1日に角川スニーカー文庫からデビューする玩具堂さんの「子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき」(受賞時タイトルは「なるたま~あるいは学園パズル」)が、11年にドラマCD化され、並行して「コンプエース」(角川書店)でマンガ化されることが22日、明らかになった。ライトノベル原作のドラマCD化やマンガ化は、アニメ化を視野に入れた人気作のステップアップとして使われる手法で、新人のデビュー作では「初のケースではないか」という。スニーカー文庫編集部は「作品内容を評価して決めた」と話している。

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 「子ひつじは迷わない」は、成田真一郎が放り込まれた生徒の悩みを解決に導く「迷わない子ひつじの会」は、風変わりな相談第1号の結果が評判で大盛況。その立役者は相談会の隣の部屋で出会ったボサボサ頭の仙波明希だった……というストーリー。スニーカー大賞の大賞は、94年の創設以来5作品しかなく、谷川流さんが「涼宮ハルヒの憂鬱」で受賞したことでも知られる。デビュー作のイラストには籠目さんが起用されている。

 22日に開設した特設ページでは、テレビアニメ「けいおん!!」の中野梓役で人気の声優・竹達彩奈さんの動画を配信。ドラマCDでヒロインの明希役を演じる竹達さんは、「応援団長に選ばれました。ぜひぜひ(ドラマCDを)チェックしてください」とアピールしている。

 11月1日には、「子ひつじは迷わない」と最後まで大賞を争い、優秀賞を獲得した耳目口司(にめぐち・つかさ)さん作、まごまごさんイラストのライトノベル「丘ルトロジック 沈丁花桜(じんちょうげさくら)のカンタータ」(受賞時タイトル「風景男のカンタータ」)も同時発売される。(毎日新聞デジタル)

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