注目映画紹介:「マリア様がみてる」 人気ライトノベルを実写化 淑女たちの青春物語

「マリア様がみてる」の一場面 (C)今野緒雪/集英社・私立リリアン女学園
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「マリア様がみてる」の一場面 (C)今野緒雪/集英社・私立リリアン女学園

 人気ライトノベルを実写映画化した「マリア様がみてる」(寺内康太郎監督)が6日に公開される。ティーン誌「セブンティーン」(集英社)の専属モデルで、映画「女の子ものがたり」や「ソフトボーイ」に出演するなど女優としても活躍中の波瑠さんが“お姉さま”の小笠原祥子役、ティーン誌「ラブベリー」(徳間書店)の専属モデルで、ドラマ「夢の見つけ方教えたる2」(フジテレビ)などに出演する未来穂香さんが、祥子の“妹”となる福沢祐巳役でダブル主演を務める。

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 今野緒雪さん原作、ひびき玲音さん画のライトノベル「マリア様がみてる」(集英社)はシリーズ37巻で540万部を発行しており、04年からはアニメ化もされた大ヒット作。「ごきげんよう」「お姉さま」など、作品中で展開される独特の“お嬢様言葉”などで話題になった。映画は1巻の内容を再現。カトリックの名門で屈指のお嬢様学校「私立リリアン学園」では、先輩と後輩が「姉妹(スール)」となって、淑女としてのしつけを受け継いでいく。平凡な生徒の祐巳(未来さん)は、あこがれの先輩・祥子(波瑠さん)から、突然「妹」になるように言われるのだが……というストーリー。

 主演の2人のほか、3年生の“紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)”水野容子役は平田薫さん、“黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)”鳥居江利子役は秋山奈々さん、武嶋蔦子役は広瀬アリスさんが務めるなど、原作でおなじみのキャラクターが登場する。キャストは原作に忠実に作ったオーダーメードの制服に身を包み、役に合わせた髪形で“お嬢様”になりきって、名門女子校に通う少女たちの青春を熱演している。6日からシネマート新宿(東京都新宿区)、池袋テアトルダイヤ(東京都豊島区)ほかで公開。(毎日新聞デジタル)

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