ザ・ミュージックショウ:視聴者の投票で結末決まる 世界初のマルチエンディングドラマ放送

 放送中のネット投票で結末が決まるスペシャルドラマ「ザ・ミュージックショウ」が来年1月2日に日本テレビで放送されることが明らかになった。同局によると、このように地上デジタル放送のデータ放送を使った「マルチエンディング」方式はテレビドラマでは世界初の試みといい、注目を集めそうだ。

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 「ザ・ミュージックショウ」は、架空の放送局「銀河テレビ」で放送される同名のリアリティー番組を舞台に、戸田恵子さんと、桐谷美玲さん演じる2人の歌手が、審査員からの辛辣(しんらつ)な質問や緊迫したやり取りを通じて、隠された夢の本質をえぐりだされ、勝利を勝ち取った歌手の歌だけが放送されるというストーリー。番組の司会役を沢村一樹さん、プロデューサーを安田顕さんが演じるほか、片瀬那奈さん、風間トオルさんが戸田さん、桐谷さんに厳しい質問をぶつける審査員を演じる。脚本・演出の及川拓郎さん、プロデュースの森谷雄さんら同局で放送された連続ドラマ「ザ・クイズショウ」のスタッフが制作を手がける。

 投票は、インターネットに接続された地デジテレビやワンセグ放送のデータ放送から行うことができ、あらかじめ制作された2種類の結末の中から得票数が多い方を放送。楽曲は、flumpoolやSuperflyなど人気アーティストを数多く手がけたクリエーター集団「agehasprings(アゲハスプリングス)」が制作したオリジナル曲で、放送終了後から楽曲を「着うた」「着うたフル」で配信する。放送は11年1月2日午後11時半から。(毎日新聞デジタル)

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