ナイナイ矢部浩之:15年ぶりNHKに「昭和な感じ」 初司会も美輪明宏にたじたじ

紀行番組「地球イチバン」の会見に登場したお笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さん
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紀行番組「地球イチバン」の会見に登場したお笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さん

 お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さん(39)が9日、NHKで初めて司会を務める紀行番組「地球イチバン」の会見に共演者の美輪明宏さん(75)らと登場。95年1月に放送された「冬・トリトン」にコンビで出演して以来、15年ぶりに同局を訪れ、「トイレに行ったら昭和な感じがしました。ほかの局は新しくなってるんで……」と笑わせた。

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 「地球イチバン」は、タレントのタモリさん司会の「ブラタモリ」などを生み出した同局の新番組企画制作枠「番組たまご」の一環。これまでに自転車の保有率が最も高い街としてオランダ・グローニンゲン、最も標高の高い場所にある湖としてペルーのティティカカ湖を紹介し、その環境や暮らしから“目からウロコ”の常識を発見する。

 会見には“世界の旅人”とも言われるジャーナリストの兼高かおるさん(82)と、番組でアンデスの山岳地帯にある最も標高の高い街・南米ボリビアのエルアルトを訪れた俳優の大高洋夫さん(51)も登場。

 同局を「昭和な感じ」と評した矢部さんに、美輪さんは「これでも新しくなったんですよ。(以前の建物は)あれは明治」とぴしゃり。美輪さんの話が「長い」と突っ込むと「長くて何が悪いの! ボキャブラリーが豊富なんです」と切り替えされるなどさんざんの様子で、大御所ばかりの出演者に「何回か突っ込ませていただいたんですけども、それより上から突っ込まれるんで……。結局、僕がボケになってしまいました」と形なしだった。

 また、自宅から自分の車で同局まで来たという矢部さんは「一本筋を間違えました。それぐらい久しぶりだった」と苦笑いで、自身が旅好きでないため、出演依頼を受けた際に「僕でいいんですか」と聞き、「それがいいんです」と言われたことから、「じゃあ出ちゃおうという軽い気持ちで、軽いフットワークで今日の収録に挑ませていただきました」と話した。

 放送は総合テレビで20日午後8時から。(毎日新聞デジタル)

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