三浦春馬:初の教師役で恩師にアドバイス請う

月9ドラマの制作発表に登場した三浦春馬さん
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月9ドラマの制作発表に登場した三浦春馬さん

 俳優の三浦春馬さんが女優の戸田恵梨香さんとダブル主演を務めるフジテレビの月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の制作発表に登場。初の教師役に三浦さんは「教壇に立って30人くらいと芝居した時は結構プレッシャーでした」と語り、自身の中学時代の担任の先生へ電話でいろいろアドバイスを受けたことを明かした。「教師になるまでの細かい過程、生徒の相談に乗るときはどういう距離で、ということなどを教わりました。不安は何か(役作りを)していくことで、削れていくと思う」と不安感を振り払った。

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 同ドラマは高校を舞台に教師と生徒の愛をテーマにした学園ラブストーリー。戸田さん演じる高校の英語教師・上村夏実と三浦さん演じる生物の教師・柏木修二は、高校・大学の同級生で職場の同僚であり、婚約者でもあるという関係。しかし、新学期が始まる前日、修二がさまざまないきさつで女性と関係を持ち、実はその女性が自分の受け持つクラスの女生徒だったということが発覚し、2人の歯車が狂い出していく……というストーリー。

 制作発表は5日に東京都内のホテルであり、教師役の演技について三浦さんは「いろんな目で見られていて、一つのせりふで生徒のいろんな反響があるけれど、全部に返すことはできない。リズムを崩されるようなせりふも飛んでくるので、戦ってますね」と難しさを痛感。「せりふにのみ込まれないように意識しています。年齢は一緒だったり、年上の生徒もいるんですが、あくまでも教師として一線を引かないと」と気合を入れていた。

 また三浦さんは自らの役柄について「一夜の過ちで今までずっと成功をたどってきた柏木修二が崩れていく話」と紹介。「ストーリーが進むにつれて、彼がどういう人間なのか、本当は悪い人なのか、いい人なのかをすごく楽しみにしていただきたい。僕はすごく誠実な人間だと信じています」と力を込めて語った。

 ドラマは17日午後9時から放送。初回は10時9分までの拡大版となる。(毎日新聞デジタル)

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