井上真央:「こんな格好してますが……」女学生姿で24歳サプライズバースデー

「おひさま」のスタジオ取材会に登場した井上真央さん
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「おひさま」のスタジオ取材会に登場した井上真央さん

 9日に24歳の誕生日を迎える女優の井上真央さんが7日、春のNHK連続テレビ小説「おひさま」撮影中の東京都渋谷区のNHKスタジオで、スタッフらからバースデーケーキのプレゼントを受けた。この日は初めてとなる女学生時代の教室シーンの撮影があり、そのリハーサル中、年女の井上さんを祝い24羽のウサギが飾られたケーキが登場。井上さんは「すごい! 可愛い! ありがとうございます!」と大喜び。衣装の女学生姿のまま「こんな格好してますが、一応24歳になりました」と照れながらあいさつし「今年一年いい年になりそう。ウサギのようにピョンピョン飛躍できる年になればいいなと思います」と笑顔を見せた。

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 この日撮影されたのは、第2週に放送予定となる女学校1年生の英語の授業場面。陽子がクラスメートの筒井育子(満島ひかりさん)と相馬真知子(マイコさん)の2人と親友になるきっかけとなったシーンで、「女のくせに」が口癖の英語教師・飯田小太郎役の近藤芳正さんも登場した。リハーサルでは、満島さんとマイコさんの合図で25人の女学生が一斉に立ち上がり、「お誕生日おめでとう!」と拍手とクラッカーで井上さんを祝福。井上さんが好きだという小田和正さんの「こころ」をBGMにケーキが登場した。

 満島さんは「年女で24歳の真央ちゃんとこんな制服姿で誕生日が祝えて光栄。頑張ってください、人生」とエールを送り、サプライズ企画に本番よりも緊張したというマイコさんは「ドキドキしちゃったけど、いいですね。すてきな一年にしてください。これからもよろしくお願いします」と祝福した。井上さんは「何かちょっと違うとは思いました。(ギャラリーが多くて)みんな見ているから、スタッフさんたちがいつも以上にちゃんとしているんだなと思っていました」とうっすらと感づいていた様子だった。

 制服の感想を聞かれると、井上さんは「何とか24歳まで着られました。25歳で着ている方がいて、いっぱい勇気をもらいました」と満島さんとマイコさんと目を合わせ。「この朝ドラでめいっぱい楽しみたい」と笑顔で話していた。

 「おひさま」は、昭和7(1932)年から30年代までの長野県の安曇野と松本を舞台に、おひさまのような明るい希望で照らすヒロイン・須藤陽子(井上さん)が、そばと出合い、人々の心をそばでつないでいく姿を描くドラマで、井上さんは16歳から30代の頭までを演じる。ドラマ「銭ゲバ」(日本テレビ)、映画「いま、会いにゆきます」などの岡田惠和さんのオリジナル脚本で、岡田さんが脚本を担当する連続テレビ小説は、01年の「ちゅらさん」以来10年ぶり。ドラマは3月28日に放送開始の予定。(毎日新聞デジタル)

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