加藤清史郎:マツコと火花 白戸家CMで先生役

ソフトバンクの白戸家シリーズ最新作「授業参観」編に登場した加藤清史郎君
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ソフトバンクの白戸家シリーズ最新作「授業参観」編に登場した加藤清史郎君

 人気子役の加藤清史郎君(9)がソフトバンクの人気CM「白戸家」シリーズの最新作「授業参観」編に先生役で出演し、生徒役のマツコ・デラックスさん(38)と火花を散らしていることが分かった。マツコさんが「気をつけなよ先生」と突っかかるも清史郎君が平然と「あなたも」と切り返すシーンが見どころの一つ。マツコさんは絵コンテを見せられた段階から「これじゃあ、私が清史郎君に『気をつけなよ』って言われてるみたいじゃない。『うっせぇな』とかって言っちゃダメかしら?」とさっそく毒舌ぶりを発揮していた。26日から全国で放送される。

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 白戸家CMは前々作から「お父さん」が学校に通う学園ドラマ仕立てとなっており、マツコさんのほか女優の武井咲(えみ)さん(17)も引き続き出演。舞台は青空と大自然に囲まれた屋外教室。この日は授業参観ということでお母さん(樋口可南子さん)とアヤ(上戸彩さん)も駆け付け、生徒のお父さんやお兄さん(ダンテ・カーヴァーさん)を見守る中、清史郎先生の授業テーマは“ちやほやの法則”。壇上で頭上高く持ち上げたボールをいきなり放して床に落とし、「持ち上げといて落とされる」「持ち上げられるほど落差が大きい」と2度繰り返した清史郎君は「信じられるのは家族だけ」と意味深な言葉を発する。ここで突然マツコさんが「気をつけなよ先生」と突っかかる……というストーリー。この後、お父さんも巻き込んで予想外の展開となっていく。

 「ほんのちょっとだけ、いつも先生ってこんな感じなんだっていうのが分かりました」という清史郎君は、化学の先生のような白衣姿で撮影現場に登場し、すぐ目の前にいた武井さんと目が合うとお互いに「にっこり」。思わず周囲から「かわいい~」という声が漏れた。そして初対面の樋口さんから優しく頭をなでられ、旧知の上戸さんから「せりふが多くて大変だけど、頑張ってね」と励まされると気持ちよくスタンバイ。監督のリクエストに「はい、わかりました」とさわやかに答えると、すぐにキリッとした俳優の顔へと切り替わっていた。

 またボールを2回落とすシーンでやや間が空いたとき、清史郎君は生徒たちに向かって「ちやほやには注意しようね」と呼びかけるなどアドリブを披露。大人顔負けの演技に監督から「オッ、だいぶ先生らしくなってきたね。うまい、うまい!」と褒められると照れ笑いを浮かべ、すっかり子どもの顔に戻っていた。

 一方この日、マツコさんは出演が数カットであっという間に撮影終了。「えっ、これだけ? まだイイ男物色もしてないのに」と残念そうな表情。しかし帰り際、獲物を狙うような鋭い目で周りをぐるりと見渡し、「あれとあれがカワイイ、あの子もいいわね」と一瞬でイケメンを物色。さらに「あの子は前回もいたけど、やっぱりカワイイわね」と驚きの記憶力を披露し、「イイ男だけは覚えてんのよ、私」と高笑いしながら現場を後にした。(毎日新聞デジタル)

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