TBS:連ドラ・シナリオ大賞作品を募集 賞金200万円「新参者」の脚本家も輩出

 次世代の脚本家を発掘・育成する「第3回TBS連ドラ・シナリオ大賞」の作品募集が12日から始まる。8月31日まで。発表は12年1月上旬を予定、大賞には賞金200万円が贈られる。

あなたにオススメ

 同賞の応募資格は「自称35歳以下」で、「賞を与えてそれで終わりにしない」を理念に、最終選考通過者は、受賞の有無にかかわらず現場プロデューサーなどが実施する「勉強会」に参加できる。ドラマ部長、編成担当などが参加することもあり、毎回出される課題からプロット、短編シナリオなどを作成し、各プロデューサーたちがそれを論評していく。また「勉強会」のあとの「懇親会」では、プロデューサーらとドラマ論などを戦わせる機会もあり、その後の仕事につながる交流が活発に行われ、これからのドラマ作りを担う新戦力としてさまざまな形でサポートしていくという。

 過去の参加者は、日曜劇場枠の連ドラ「新参者」や、金曜深夜ドラマ枠の「クローンベイビー」「ヘブンズ・フラワー」などで続々とデビューを果たしており、第1回シナリオ大賞の勉強会に参加し、「新参者」の脚本に参加した牧野圭祐さんは「私がもしシナリオ大賞に応募していなかったら、今は全く違う生活をしていたはず。自信があろうがなかろうが、まずは応募してみたらいいのではないか」とエールを送っている。また、第2回グランプリの大林江利子さんは、受賞後の勉強会の数日後には深夜ドラマの現場に駆り出されたといい、「受賞後の急展開に備え、体力とお金を今から蓄えておくことをおすすめします!」とアドバイスしている。

 詳細は告知ページ(http://www.tbs.co.jp/rendora-scenario/)で。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事